広島県福山市の 倉庫・⼯場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、⾬漏り修理は
工場塗装のイマガワペイントにお任せください。
塗装専門店としての経験と知識を活かし、工場塗装のイマガワペイントが、
今回は「工場や倉庫の寿命を延ばすポイントとは」を詳しく紹介いたします。
工場の建物の耐用年数や寿命は、適切なメンテナンスと管理を行うことで、一定期間延長することができます。
ただし、最終的にはその寿命を迎える時が来ます。
工場の建物の寿命(耐用年数)は、法的、経済的、物理的な観点から考慮する必要があります。
それぞれの観点から解説し、寿命を延ばすためのポイントをご紹介します。
工場や倉庫の建物の寿命や減価償却期間
工場や倉庫の建物の寿命は、耐用年数、減価償却期間とも言います。
建物などの固定資産を購入した時に、一度で経費計上せず、
何年にもわたり少しずつ資産価値を減少させていくことを「減価償却」といいます。
時間の経過とともに価値が減少する資産です。
これは、建物が経済的に価値を提供できる期間、すなわち利益を産み出すことができる期間を指します。
減価償却には耐用年数が定められています。
法定耐用年数
法定耐用年数とは、税法上、建物を減価償却できる期間を指します。国税庁が設定された減価償却資産の耐用年数を指します。
工場・倉庫の耐用年数は、建物構造によって分類されており、以下のように定められています。
建物構造・素材 | 減価償却資産の耐用年数 |
---|---|
木造 | 15年 |
レンガ造・石造・ブロック造 | 34年 |
鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造 | 38年 |
金属造 | 19年~34年(鉄骨の厚さによる) |
これは税法に基づく基準に過ぎず、実際の建物の耐用期間と必ずしも一致するわけではありません。
経済的耐用年数
工場建物の経済的耐用年数は、一概に何年とは言えません。
工場建物の経済的な耐用年数を一定とは断定できない理由は、
メンテナンスや修理の費用が改築するコストを超える時期までの年数と見なされているからです。
工場が運営されることで利益が生まれるため、メンテナンスや修繕のコストを考慮すると、それぞれのケースにおいて耐用年数が異なることになります。
物理的耐用年数
物理的耐用年数とは、建物が安全に利用できる期間を指します。
建物の構造や素材、メンテナンス状況、使用環境などによって大きく異なり、一概には言えません。
また、通常、法定耐用年数や経済的耐用年数よりも長い期間が物理的耐用年数として設定されていますが、
立地条件や自然災害の影響によって物理的な状態は変わることがあります。
具体的な年数を知りたい場合は、建物の寿命に精通している建築士に問い合わせることをお勧めします。
工場や倉庫の建物の寿命を延ばす方法
寿命を延ばすためには、定期的な点検・整備、適切な使用・管理、修繕・改修などが重要です。
外壁・屋根の修繕
屋根と外壁の修繕が重要です。工場や倉庫の寿命を縮めてしまう雨漏りやひび割れを防ぐために、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根
- 雨漏りの原因となる破損やひび割れの補修
- 塗装の剥がれや色褪せの塗り替え
- 雨樋の清掃・補修
外壁
- ひび割れや欠損の補修
- 塗装の剥がれや色褪せの塗り替え
- サビや腐食の除去
- コーキングの打ち替え
屋根や外壁の劣化初期段階では、ひび割れやコーキングの補修で対処可能です。
しかし、ひび割れが進行し、コーキングにも割れが出始める場合は、再塗装が必要となります。
塗装のタイミングには注意し、適切な塗装剤を選択してください。
塗装の適切な時期は、使用する塗料によって変わります。各種塗料の持続可能な期間の目安は次のようになります。
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル系塗料 | 5~8年 |
ウレタン系塗料 | 7~10年 |
シリコン系塗料 | 10~13年 |
フッ素系塗料 | 13~15年 |
無機塗料 | 15~20年 |
塗装のはがれや劣化、汚れや色あせが目立つようであれば、耐用年数を待たずに早めに塗装メンテナンスを検討しましょう。
また、屋根や外壁だけでなく外構も、フェンスや門扉の補修・塗装や排水溝の清掃、舗装の補修など適切なメンテナンスをしましょう。
内装の修繕
工場や倉庫の内部は、荷物の搬入・搬出や機械の運転などで、ダメージを受けやすい部分が数多く存在します。
定期的な修繕を行うことで、建物の寿命を延ばし、安全性を高めることができます。
床
- ひび割れや欠損の補修・塗装
- 表面の剥がれや傷の補修
- 床材の交換
壁
- 穴やひび割れの補修・塗装
- 汚れやカビの清掃
- 塗装の塗り替え
天井
- シミやカビの清掃
- 塗装の塗り替え
床や壁、天井の塗装の塗り替えは、5年~10年ごとに行うようにしましょう。
特に床の安全性に注意してください。
工場や倉庫では人の出入りが多いため、内装材が汚れたり傷んだりすることがよくあります。
そのため、劣化の状態を定期的に確認することが重要です。
構造修繕
工場や倉庫の構造は、建物の骨格・基盤であり、地震や積雪などの荷重を支える重要な役割を担っています。
定期的な点検と修繕を行うことで、建物の安全性を守り、長く稼働させることができます。
劣化が進んでいれば修繕して耐震性と耐久性を高めましょう。
柱や梁
- サビや腐食の除去
- 塗装の塗り替え
- ひび割れや欠損の補修
劣化が進行している場合、迅速に修理を行うことによって、建物の耐震性や耐久性を向上させることができます。
構造修繕は、専門的な知識と技術が必要となるため、実績や技術力のある業者を選ぶことが重要です。
設備修繕
工場や倉庫の設備は、建物の機能性を保持し、安全な運用を支えるために欠かせない要素です。
定期的な点検と修繕を行うことで、設備の故障を防ぎ、生産性の向上やランニングコストの削減にもつながります。
電気設備
- 照明器具の清掃・交換
- ブレーカーや配線の劣化による発火リスクの排除
- 漏電遮断器の定期的な点検・交換
空調設備
- フィルターの清掃・交換
- 冷暖房機の点検・整備
- ダクトの清掃
衛生設備
- 水回りの清掃・消毒
- 排水管の清掃
- 給水管の点検・補修
防災設備
- スプリンクラー設備の点検・整備
- 火災報知設備の点検・整備
- 避難経路の点検・整備
定期的な点検は、電気設備や空調設備の点検・清掃は1年~3年ごとに、衛生設備や防災設備の点検・整備は3年~5年ごとに行いましょう。
特に食品工場では水のにごりや水はけに注意が必要です。
生産に欠かせない、設備点検は工場や倉庫の寿命を延ばします。必ず行うようにしましょう。
点検は専門知識を持つ業者に
工場建物の寿命調査は、専門的な業者に依頼することを強くオススメします。
工場建物の寿命調査は、建築、構造、設備、法的規定などの専門知識を必要とします。
専門業者は、建物の構造や劣化のメカニズムに関する専門知識と経験を持っており、より精度の高い調査を行うことができます。
目視による調査だけでなく、非破壊検査機器を用いた調査なども行うことで、建物の内部状態を詳細に把握することができます。
また、調査結果をもとに、建物の状態に応じた修繕や改修の計画を提案できます。
建物の寿命を延ばすための最良の方法を考え、コスト効率が良い提案を行うことが可能です。
今回は「工場や倉庫の寿命を延ばすポイントとは」を詳しく紹介いたしました。
工場や倉庫の建物の寿命をのばすためには、定期的な点検・整備と適切な修繕をしましょう。
定期的な点検や修繕は、建物の安全性を確保し、寿命を延ばすために重要です。
専門性の高い業者に依頼することで、より精度の高い調査結果を得ることができ、適切な修繕・改修計画を立てることができます。
定期的な点検・整備と適切な修繕、そして普段の管理を徹底することで、工場や倉庫を長く安心して使うことができますよ。
イマガワペイントでは、
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