【岡山・広島の工場 倉庫を守る】「厚膜塗装」の正解とは?

広島県・岡山県の 倉庫・工場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、雨漏り修理は

工場塗装のイマガワペイント にお任せください!

塗装専門店としての経験と知識を活かし、お客様の大切な建物を守ります。

毎日、工場や倉庫の中で何気なく走らせているフォークリフト。
「ガタンッ!」という衝撃とともに、荷物が揺れたり、タイヤが空転したりすることはありませんか?

ふと足元を見ると、コンクリートの床には無数のひび割れが走り、タイヤの通る道だけが削れて凹んでいる…。
そして、掃除をしても掃除をしても湧いてくる白い粉(粉じん)。

「工場の床なんて、汚れていて当たり前」
「割れたらその都度、セメントで埋めればいい」

もし、そんなふうに諦めているとしたら、それは少しもったいないことかもしれません!
なぜなら、床の状態は、工場の生産効率や安全性、ひいては会社の利益に直結しているからです。

特に私たちがお手伝いしている岡山・広島エリアは、製造業や物流拠点が非常に多い地域です。
多くの工場長様や施設管理者様から、
「何度塗り直してもすぐに剥がれてしまう」
「フォークリフトのタイヤ痕が消えない」
といった切実なご相談をいただきます。

実は、フォークリフトが走り回る過酷な環境では、一般的な薄い塗装では床を守りきれません。
必要なのは、重さと衝撃を受け止める“厚膜型”の床塗装です。

今回は、工場の床が傷む原因を整理しながら、耐久性を大きく高める「厚膜塗装」のポイントを、プロの視点で分かりやすく解説します。
「もう床の補修で悩みたくない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。


目次

なぜ工場の床は割れるのか?フォークリフト走行が与える過酷なダメージ

そもそも、コンクリートは非常に硬くて丈夫な素材だと思われていますよね。
確かに、上からギュッと押さえつける力(圧縮強度)にはとても強いんです。
建物の基礎に使われるくらいですから、重い機械を置いてもびくともしません。

しかし、コンクリートには致命的な弱点があります。
それは、「摩耗(こすれ)」「衝撃(叩かれる力)」、そして「引張(引っ張られる力)」に弱いということです。

ここに、フォークリフトという「重機」が走る状況を当てはめてみましょう。

1. タイヤによる「すり減らし」攻撃

フォークリフトは、小さな車体に数トンもの重り(カウンターウェイト)を積んでいます。
その全重量が、わずか4本のタイヤの接地面に集中します。
しかも、急発進や急停止、その場での旋回を行いますよね。
このとき、タイヤと床の間には強烈な摩擦熱と、「ねじり」の力が加わります。
コンクリートの表面はヤスリをかけられたように少しずつ削られ、砂利や砂が剥がれ落ちていきます。
これが、いつまで経ってもなくならない「砂埃」の正体です。

2. 段差による「ハンマー」攻撃

少しでもひび割れ(クラック)や段差ができると、そこをフォークリフトが通過するたびに「ガタン!」と衝撃が走ります。
これは、数トンのハンマーでひび割れ部分を叩き続けているのと同じこと。
最初は髪の毛ほどの細いひび(ヘアクラック)だったものが、叩かれるたびに広がり、
やがてコンクリートが欠けて大きな穴(欠損)になってしまいます。

放置するとこんなに怖い!床の劣化が招く3つのリスク

「床が汚いだけなら我慢すればいい」と思われるかもしれませんが、劣化を放置すると、修繕費以上の損失を生む可能性があります。

  1. 商品への異物混入
    削れたコンクリートの粉が空気中に舞い上がり、製品や梱包資材に付着します。
    食品工場や精密機械工場では、これがクレームや返品の直接的な原因になりかねません。
  2. フォークリフトの故障とタイヤ摩耗
    ガタガタの床を走り続けると、フォークリフトのサスペンションや車軸に負担がかかります。
    また、ノーパンクタイヤの減りも早くなり、交換コストがかさんでしまいます。
  3. 労働災害の危険性
    床の凹みにタイヤが取られて荷崩れを起こしたり、作業員の方がつまずいて転倒したりする事故につながります。
    安全通路のラインが消えていて、接触事故が起きたという事例も少なくありません。

つまり、床を直すことは、単なる美観の問題ではなく、「品質管理」「安全対策」そのものなのです。

重荷重に耐える切り札!「厚膜型塗床」とは何か?

では、どうすればこの過酷なダメージから床を守れるのでしょうか?
答えは、コンクリートの上に「強靭な鎧」を着せてあげることです。それが「床塗装」です。

しかし、ここで注意していただきたいのが、「ただ塗ればいいわけではない」ということ。
ここで登場するのが「厚膜型」というキーワードです。

「薄膜」と「厚膜」の違いは、サランラップと下敷きくらい違う

一般的にDIYで使われる塗料や、コスト重視の簡易的な塗装は「薄膜型」と呼ばれます。
厚みはわずか0.1mm〜0.3mm程度。
例えるなら、サランラップを床に一枚貼ったような状態です。
これでは、歩行程度なら耐えられますが、数トンのフォークリフトが通れば、一瞬で破れてしまいますよね。

一方、私たちが工場・倉庫におすすめしている「厚膜型」は、厚みが1mm〜数mm、場合によっては1cm以上にもなります。
これは「塗料を塗る」というよりは、「樹脂の層を流し込んで、新しい床を作る」というイメージに近いです。
サランラップではなく、分厚いプラスチックの下敷きや、ゴムマットを敷き詰めたような状態を想像してください。

この圧倒的な「厚み」がクッションとなり、フォークリフトの衝撃や摩耗をコンクリートに伝えないように守ってくれるのです。

フォークリフト走行なら「エポキシ」か「硬質ウレタン」か?

厚膜型の塗床材には、大きく分けて2つの代表選手がいます。

エポキシ樹脂系(硬くて強い!)

特徴
プラスチックのように非常に硬く固まります。耐摩耗性に優れ、フォークリフトが走り回ってもすり減りにくいのが最大の特徴です。薬品にも強く、油汚れも染み込みません。

向いている場所
一般的な物流倉庫、重機が走る工場、機械工場など。

硬質ウレタン樹脂系(衝撃に強い!)

特徴
エポキシに比べると少し柔軟性があり、衝撃を吸収する力に優れています。
また、温度変化にも強く、冷凍倉庫や熱湯を使う食品工場でも剥がれにくい性質があります。

向いている場所
食品工場、冷凍倉庫、大きな衝撃が加わる場所。

「うちはどっちを選べばいいの?」と迷われるかもしれませんが、通常のドライな環境(水を使わない工場)でフォークリフトを使用するのであれば、「エポキシ樹脂の厚膜型」を選んでおけば間違いありません。
カチカチに固まったエポキシの層が、ガッチリと床をガードしてくれます。

滑って転ぶのを防ぐ!「防滑仕上げ」の重要性

ツルツルのピカピカな床は見た目が良いですが、水や油が落ちるとスケートリンクのように滑りやすくなり、非常に危険です。
厚膜塗装なら、樹脂の中に「珪砂」などの骨材(ざらざらした砂のようなもの)を混ぜ込むことで、好みの滑りにくさに調整できます。

  • フォークリフトの通路は、タイヤがグリップするように少しザラザラに。
  • 人が歩く通路は、掃除しやすさと歩きやすさのバランスをとって。

このように、エリアによって表面の仕上がりを変えられるのも、プロによる厚膜塗装のメリットなんですよ。

岡山・広島の工場必見!エリア特有の環境と失敗しない選び方

私たちは岡山・広島を中心に多くの現場を見てきましたが、この地域ならではの気候や環境も、床塗装の寿命に大きく関わっています。

瀬戸内の「湿気」と戦う

岡山や広島の沿岸部は、瀬戸内海からの湿気の影響を受けやすい地域です。
また、山間部の工場では、冬場の結露や地面からの湿気が問題になることがあります。

実は、床塗装にとって「水分」は大敵です。
コンクリートの中に水分が含まれたまま塗装をしてしまうと、後からその水分が蒸発しようとして、
塗膜を下から押し上げ、「膨れ」や「剥がれ」を引き起こしてしまいます。
せっかく高いお金をかけて厚膜塗装をしても、水蒸気の力には勝てません。

そこで私たちは、施工前に必ず「含水率」を測定します。
もし水分が多い場合は、「水性硬質ウレタン」という、湿気が合っても施工できる特殊な材料を使ったり、
湿気を逃がす特殊なプライマー(下塗り材)を選定したりします。
地元の気候を知り尽くしているからこそ、「塗った後にすぐ剥がれた」という失敗を防ぐ提案ができるのです。

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長年の「油汚れ」には特殊処理を

自動車部品工場や鉄工所などでは、長年の操業で床に機械油が染み込んでいるケースがよくあります。
油を含んだコンクリートには、どんなに強力な塗料もくっつきません。セロハンテープが油のついた紙にくっつかないのと同じです。

他社さんで「油まみれだから塗装は無理です」と断られたり、「塗ってもすぐ剥がれますよ」と言われたりしたことはありませんか?
そんな場合でも、諦めないでください。
私たちイマガワペイントでは、油分を強力に吸い出す特殊な脱脂洗浄を行ったり、「油面用プライマー」という油ごと固めてしまう特殊な接着剤を使用したりすることで、施工可能なケースが多々あります。

「操業を止めたくない!」という悩みへの回答

「床を直したいけど、工場を止めるわけにはいかないから…」
これが、皆様が二の足を踏む一番の理由ではないでしょうか。

厚膜塗装は、樹脂を流し込んで固めるため、どうしても乾燥時間(養生期間)が必要です。
通常は2〜3日程度かかりますが、これを短縮する方法もあります。

超速乾型樹脂の活用
数時間で歩行可能になる特殊な材料を使えば、土日の2日間、あるいは夜間の数時間で工事を完了させることも可能です。

エリア分け施工
工場全体を一気にやるのではなく、「今週はAライン、来週はBライン」のように区画を区切って、稼働への影響を最小限に抑える計画を立てます。

「いつ、どのタイミングなら工事ができるか」というスケジュール調整も含めて、工場の稼働を最優先したプランをご提案します。

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耐久性は「下地処理」で9割決まる!

さて、ここからが一番重要な話です。
良い塗料(厚膜型のエポキシなど)を使えば、必ず長持ちするのでしょうか?
答えは「NO」です。

塗装工事において、品質の9割は「下地処理」で決まると言っても過言ではありません。
下地処理とは、塗料を塗る前に、既存のコンクリート床を削ったり、洗浄したりして整える作業のことです。

なぜ「削る」必要があるのか?

つるつるのコンクリートの上に塗料を塗っても、引っ掛かりがないため、衝撃が加わると「ペロン」と剥がれてしまいます。
そこで、私たちは専用の研磨機(ライナックスなど)を使って、コンクリートの表面をガリガリと削ります。これを「目荒らし」と言います。

表面にあえて無数の傷をつけることで、塗料がその傷に入り込み、ガッチリと食いつきます(投錨効果・アンカー効果)。
さらに、表面にこびりついた古い油汚れや、脆弱な(弱くなった)コンクリート層を削り落とし、新鮮で硬いコンクリート面を露出させる意味もあります。

見えない部分にこそ、職人の魂が宿る

残念なことに、コストを安く抑える業者の中には、この下地処理を適当に済ませてしまうところがあります。
掃除機でゴミを吸うだけで塗ってしまう業者さえいます。
塗ってしまえば、下地がどうなっているかはお客様には見えません。
しかし、半年後、1年後に必ず結果が出ます。
手抜きをされた床は、フォークリフトが通った瞬間にバリバリと剥がれてくるのです。

私たちイマガワペイントは、自社職人による施工にこだわっています。
「見えない部分だからこそ、一番丁寧にやる」。それが、広島・岡山で長年信頼をいただいてきた私たちのプライドです。
研磨機で粉まみれになりながら、床の隅々まで丁寧に削り、最高の状態で塗料を流し込む。
この泥臭い工程を惜しまないからこそ、フォークリフトの走行に耐えうる強靭な床が完成するのです。

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「安物買い」が一番高くつく?コストと費用対効果の考え方

最後に、気になるお金の話をしましょう。
正直に申し上げますと、厚膜塗装は、薄膜塗装に比べて初期費用は高くなります。
材料をたくさん使いますし、下地処理にも手間がかかるからです。

しかし、「10年単位のトータルコスト」で考えてみてください。

比較項目A:格安の薄膜塗装B:プロ仕様の厚膜塗装
費用安いAの数倍かかることもある
耐久性半年〜1年で剥がれる10年以上の耐久性が
期待できる(環境による)
運用・手間毎年塗り直しが必要。
そのたびに荷物移動・ライン
停止・打ち合わせの手間が発生
一度施工すれば
長期間メンテナンスフリーになりやすい
リスク剥がれた塗膜が商品に
混入するリスクを抱え続ける
掃除が楽になり、
品質が安定しやすい
現場への影響停止や段取りが繰り返し
発生し、現場負担が増える
従業員のモチベーション
向上につながりやすい

長い目で見れば、Bの厚膜塗装の方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いことは明白です。
「今年は予算がないからとりあえず安く…」というお気持ちも分かりますが、結果的に「安物買いの銭失い」になってしまっては、会社の利益を損なうことになってしまいます。

工場・倉庫の床は、ビジネスを支える「土台」です

たかが床、されど床。
床がピカピカに輝いている工場は、働いている方々の表情も明るく、製品も高品質に見えるものです。
逆に、床がボロボロで薄暗い工場では、どうしても作業効率が落ち、安全意識も低下しがちです。

フォークリフトの走行で傷んだ床を、新品同様、いえ、新品以上に強靭な床に生まれ変わらせてみませんか?

岡山県・広島県であれば、私たちがすぐに現地調査に伺います。
「とりあえず現状を見てほしい」
「いくらくらいかかるのか、概算だけでも知りたい」
「他社の見積もりが適正かどうか見てほしい」

そんなご相談でも大歓迎です。
もちろん、しつこい営業は一切いたしません。
今の床の状態をプロの目で診断し、最適な修繕プランを正直にお伝えすることをお約束します。

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