広島県福山市の 倉庫・⼯場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、⾬漏り修理は
工場塗装のイマガワペイントにお任せください。
塗装専門店としての経験と知識を活かし、工場塗装のイマガワペイントが、
今回は「倉庫を鉄骨造にするメリット・デメリットとは?」を詳しく紹介いたします。
鉄骨造の倉庫のメリット
倉庫を建てる際、一般的に用いられる建築構造は「鉄骨造」と「木造」の2種類です。
それぞれの特徴を理解し、用途や予算に合った構造を選ぶことが重要です。
国内の倉庫において、鉄骨造は圧倒的なシェアを誇ります。
その理由は、主に以下の5つが挙げられます。
1. 耐久性・耐震性に優れている
鉄骨造は、使用される部材が丈夫で耐久性があります。
鉄骨は木造よりも強度が高いため、長持ちする倉庫を建てることができます。
また、地震や台風などの災害にも強いため、倒壊の危険性も少なく、大切な保管品を守ることができます。
木造の法的耐用年数は15年なのに対して、鉄骨造は19年~34年とされています。
2. 広い空間を確保できる
鉄骨構造は柱や梁などの部材が細くても強度が高いため、広い空間を確保することができます。
そのため、大型の荷物や機械を収納する倉庫にも適しています。
また、木材構造は鉄骨構造などに比べて強度が低いため、耐震性を確保するには多くの柱や梁が必要になりますが、
鉄骨構造では、強度が高いため柱や梁が少なくて済むメリットもあります。
3. 工期が短い
軽量鉄骨造に代表される工法では、あらかじめ組み立てのための加工をしておき、現場でそれらを組み立てる方法が一般的です。
鉄骨造は、部材を工場で製作してから現場で組み立てるため、木造よりも工期が短くなります。
早く倉庫を完成させたい場合にもおすすめです。
4. 遮音性に優れている
鉄骨骨造は、木造よりも遮音性に優れています。
騒音が気になる場所に倉庫を建てる場合にも適しています。
鋼製部材は、音の透過を抑える効果があるため、室内外の騒音を遮断することができます。
壁だけでなく、床や天井もコンクリートで作られる鉄骨コンクリート造では、さらに音の侵入を防ぎやすい構造です。
騒音が多くても、遮音性の高い建物であれば、静かな環境を実現することができます。
工場や作業場など、騒音が発生する場所でも、周囲に迷惑をかけずに運用できます。
5. デザインの自由度が高い
鉄骨構造は、柱や梁が少ないため、広い空間を自由に設計できます。
鉄骨構造は、木造よりもデザインの自由度が高いです。
大開口や吹き抜けなど、開放的な空間を設計できるだけでなく、曲線や斜めのラインなど、複雑な形状にも対応できます。
さまざまな形状やデザインの倉庫を建てることができます。
鉄骨構造倉庫のデザインは、自由度が高く、様々な可能性を秘めています。
鉄骨造倉庫のデメリット
鉄骨造倉庫は、高い強度と耐久性を持ち、広い空間を確保できるなど、多くのメリットがあります。しかし、いくつかのデメリットも存在します。
木造倉庫に比べるとコストが高い
木造倉庫に比べて、材料費や施工費が高くなります。
また、鋼材の価格変動の影響を受けやすく、防錆加工や耐火対策などのメンテナンス費用も必要になります。
コストを抑えたい場合は、軽量鉄骨造を選択しましょう。
結露が発生しやすいため断熱対策が必要
木造に比べると鉄骨構造は結露が発生しやすく、建物の腐食やカビ発生の原因になります。
また、断熱性が低いため、冬は寒く、夏は暑くなります。
断熱材や換気設備などの対策が必要になります。
防錆加工は必須
鉄骨は強固で長持ちする素材ですが、錆による腐食という弱点があります。
適切な対策を講じなければ、錆によって鉄骨が腐食し、強度が低下する可能性があります。
そのため、鉄骨造にとって防錆加工は必須です。また、定期的なメンテナンスが必要です。
今回は「倉庫を鉄骨造にするメリット・デメリットとは?」を詳しくご紹介しました。
倉庫を鉄骨造にするメリットは、耐久性・耐震性・遮音性に優れている、広い空間を確保できる、工期が短いなどの点が挙げられます。一方、デメリットとしては、建築費用が高い、断熱性が低いなどの点が挙げられます。
倉庫を建てる際には、予算や用途、立地条件などを考慮して、最適な建築方法を選ぶことが大切です。
今回ご紹介した鉄骨造倉庫のメリットとデメリットを参考に、用途や目的に合致するかどうかを検討しましょう。
イマガワペイントでは、工場だけでなく
倉庫の塗装工事も承っております。
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