塗装工事を計画中、お悩み中の管理者・担当者の方の中には
「工期が長くなるのではないか？」
「莫大な費用がかかるのではないか？」
と、ご心配の方も多いのではないでしょうか。
工場や倉庫の塗装工事は、工期短縮・コストダウンも可能です！
今回は、工場や倉庫の塗装工事の工期短縮・コストダウンについて
メリットともに効果的なポイントをご紹介いたします。
工期を短縮することのメリット
工期とは、工事の施工開始から完成までの期間をいいます。
工期は、建設物や周辺環境などに大きく左右されます。
また、工事ごとに異なるものですが、どのような工事であっても
工期の短縮は発注者・受注者ともにメリットがあります。
1. 生産性の向上
工期短縮を行うには、工事の無駄をなくすことが重要です。
無駄をなくし効率的に作業を進められるようになれば、工事はより合理的なものになります。
工期が短縮されると、完成した建物や設備をより早く利用できるようになり、生産性が向上に繋がります。
2. コスト削減
工期短縮は、コスト削減にも有効です。
工期が短くなることで、現場の作業員にかかる人件費を削減することができるためです。
逆に工期が長くなれば、その分人件費はかさんでしまいます。
工事のコスト削減が、建設業者に支払う料金に反映され、より安い価格で発注できる可能性があります。
3. 密な協力体制の構築
工期短縮を目指すことで設計者と施行者の間に協力体制が生まれるのもメリットです。
綿密な打ち合わせによって協力体制が整えば、工事途中での設計変更リスクを避けられます。
また、早い段階で施行体制が整うため、円滑に工事に着手できるようになります。
これ以外にも工事による周辺の住民への迷惑が少なくなることもメリットですね。
このように工期を短縮することで、大きいメリットがあります。
では、塗装工事の工期短縮をするためにはどのような方法があるのでしょうか？
塗装工事の工期短縮をする方法
倉庫や工場の塗装工事において、
工期短縮やコストダウンを図る方法にはいくつかあります。
1. 塗料の選定
工場や倉庫の塗装工事に使用する塗料は、塗装する場所の環境や用途に合った塗料を選ぶようにしましょう。
塗料の種類によって、耐久性や価格が異なります。
・乾燥時間の短い塗料を選ぶ
乾燥時間の短い塗料を使用することで、塗装作業の工程を短縮でき、次の工程に早く進むことができます。
・ウレタン塗料
ウレタン塗料は、高い耐久性や光沢性を持つ塗料で、乾燥時間が短いのが特徴です。
また、硬化が早く、施工後すぐに使用することができます。
・アクリル塗料
アクリル塗料は、水性の塗料で、安全性が高いことが特徴です。
また、乾燥時間が短く、匂いも少ないため、室内での使用に適しています。
・エポキシ塗料
エポキシ塗料は、耐久性や耐薬品性に優れた塗料で、乾燥時間が短いのが特徴です。
また、硬化後に強固な膜を形成するため、長期間使用する場所に適しています。
・シリコン塗料
シリコン塗料は、耐候性に優れ、塗膜の伸縮性が高いため、屋根や外壁などの建物の外部に使用されることが多い塗料です。
乾燥時間が短く、施工後すぐに雨に当てても大丈夫な場合があります。
ただし、乾燥時間が短い分、塗料の密着性や耐久性に影響を及ぼす場合があるため、
塗料の性能に合わせた選定が必要です。
・1液式塗料を選ぶ
2液式の塗料は混合作業が必要なため、作業に時間がかかる場合があります。
一方で、1液式の塗料は混合作業が不要で、塗料を開封してすぐに使用することができます。
そのため、1液式の塗料を選ぶことで、作業時間を短縮することができます。
・作業効率が高い
1液塗料は、混合や調合が不要で、塗料をそのまま使うことができます。
作業効率が高く、工期の短縮につながります。
・コストが低い
2液塗料は、硬化剤と混ぜ合わせる必要があるため、材料費や作業時間が増えます。
一方、1液塗料は、混合や調合が不要であるため、コストが低く、塗装費用の削減につながります。
・手軽に扱える
2液塗料は、混合や調合が必要なため、塗料の扱いが難しく、技術や経験が必要となります。
一方、1液塗料は、塗料をそのまま使うことができるため、扱いやすく、初心者でも塗装が行えます。
・色や種類が豊富
1液塗料は、色や種類が豊富で、様々な用途に使用できます。
また、水性のものや溶剤のもの、耐候性や耐薬品性に優れたものなど、さまざまな特性を持つ1液塗料があります。
ただし、1液塗料にも種類があり、用途や施工環境に合わせて適切な塗料を選定することが重要です。また、1液塗料は2液塗料よりも乾燥時間が長い場合があるため、施工時期や工期に余裕を持って計画することが必要です。
・耐久性の高い塗料を選ぶ
塗装作業を頻繁に行うのは労力と時間がかかるため、塗装の耐久性に優れた塗料を選ぶことで、作業の頻度を減らすことができます。
塗料の耐久性によっては、塗装回数を減らせるため、工期を短縮することができます。
・スプレーガン塗布を行う
スプレーガン塗布を行うことで、塗装作業の工程を短縮することができます。
スプレーガン塗布は、広範囲の面積に効率的に塗料を塗布することができます。
特に、大きな面積や高所の塗装においては、ローラーやブラシなどの手作業よりも効率的であり、工期の短縮につながります。
また、スプレーガン塗布は、均一に塗布されるため、塗料の節約につながります。
スプレーガンを使うことによって、細かな面積や凹凸部分にも塗料を塗布することができるため、手作業よりも塗料のムダが少なくなります。
ただし、スプレーガンを使用する場合は、周辺環境に対する配慮や安全管理が必要です。
これらの方法を適切に組み合わせることで、
塗料の選定によって倉庫や工場の塗装工事の工期を短縮することができます。
ただし、工場や倉庫の塗装工事の場合、建物の用途や塗り面の状態、塗料の特性など、
様々な要素を考慮する必要があるため、専門家の意見を参考にすることをおすすめします。
2. 塗装を季節に合わせて行う
工場や倉庫の塗装工事は気温や湿度などの天候の影響を受けるため、季節によって工期が変わります。
季節に合わせて塗装を行うことで、塗装の品質を向上させることができます。
また、環境条件によっては、塗装の乾燥時間が短縮される場合もあります。
工事を予定する時期によって、業者の手配や塗料の調達などのコストに影響を与えることもあります。
塗装工事の繁忙期は、春と夏です。
この時期は業者の予約が殺到するため、費用が高くなる傾向があります。
繁忙期を避けて工事を依頼することで、費用を安く抑えることができます。
3. プロの塗装業者に依頼する
工場や倉庫の塗装工事は専門的な知識と技術が必要です。
プロの塗装業者に依頼することで、作業時間を短縮し、作業品質を向上させることができます。
また、塗装工事は、業者によって費用が大きく異なります。
複数の業者から見積もりをもらって、費用を比較しましょう。
効果的にコスト削減できるなど、工期短縮にはメリットが多くあります。
塗装工事の工期短縮のメリット、ポイントを抑え、よりよい塗装工事をしましょう。
そして、工場や倉庫の外壁を安全に安く塗装工事をするポイントは、
自社で全行程を行える業者を探すことです。
イマガワペイントでは、自社責任施工ため、
低価格で長寿命を実現できます。
工場や倉庫の塗り替えをはじめ、個人住宅の塗装や、雨漏りの改修工事などの
外装工事を多数経験してきました。
その中で、個人宅と工場・倉庫の塗装の違い、工場や倉庫の塗装で多い塗床や
業務を止めない作業計画等々、
工場、倉庫塗装には専門の知識が必要になります。
また、「工場・倉庫」は企業活動の施設ですので、塗装によって得られる効果、
施工後の光熱費等も考慮したうえで、最善の方法をご提案しております。
倉庫や工場の外装だけではなく、
事務所部分の施工もお任せください。
もちろん、お見積り前の現地調査、ご相談は無料です！
お気軽にご相談ください！
