倉庫における防虫防鼠対策とは?改修のポイントまで詳しく解説

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塗装専門店としての経験と知識を活かし、工場塗装のイマガワペイントが、

今回は「倉庫における防虫防鼠対策とは?改修のポイントまで詳しく解説」を詳しくご紹介いたします。

倉庫は、商品や資材を保管する場所であり、その品質や安全を守るためには、防虫防鼠対策が重要です。

害虫やネズミは、商品や資材に損害を与えるだけでなく、衛生面や安全面にも問題を引き起こす可能性があります。

倉庫の防虫防鼠対策には、大きく分けて「予防対策」「駆除対策」の2つがあります。

目次

予防対策

予防対策は、害虫やネズミが倉庫に侵入しないようにするための対策です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

1.   害虫やネズミの発生源を特定する

防虫防鼠対策の前に、物流倉庫特有のネズミ・害虫の発生原因を特定しましょう。

■外から侵入する場合

・ 搬出入口など、外部と接している箇所からネズミ・害虫が侵入する。

・ 搬入物の段ボールに虫や虫の卵が付着して内部に持ち込まれる。

・ 輸入品に海外からの外来生物(ヒアリ、セアカゴケグモなど)が付着して内部に持ち込まれる。

■内部に発生源がある場合

・ 食料品をネズミや害虫が食べ、倉庫内に寄生して繁殖を繰り返す。

・ 倉庫内の段ボールの板紙の波形の隙間が害虫の巣となり、繁殖を繰り返す。

・ 屋根裏や人の往来が少ない場所にネズミが棲みつき、繁殖を繰り返して倉庫内全体で活動する。

これらの発生原因は一例です。

ネズミ・害虫を防ぐには、まずは発生状況、倉庫の構造の特徴、商品・製品の種類などから

発生原因を突き止めることが必要です。

2.   倉庫周辺の清掃・整備を徹底する

害虫やネズミは、ゴミや枯れ葉、雑草などの中から餌や住処を見つけて倉庫に侵入します。

そのため、倉庫周辺を清掃・整備することで、害虫やネズミの侵入経路を断つことができます。

倉庫周辺の清掃・整備は、防虫防鼠対策の基本的な対策です。

徹底することで、害虫やネズミの侵入を大幅に防ぐことができます。

3.  倉庫の扉や窓などの隙間を塞ぐ

倉庫の扉や窓などの隙間を塞ぐことは、防虫防鼠対策に有効です。

害虫やネズミは、わずかな隙間からでも侵入することができます。扉や窓はしっかりと閉められ、隙間がないようにします。

出入り口に防虫ネットや防鼠ネットを取り付けます。

その他にも、

  • 隙間が小さい場合は、防虫パテやシーリング剤で塞ぐ
  • 隙間が大きい場合は、金網やパンチングボードで塞ぐ
  • 換気口や通気口などの大きな隙間は、防虫ネットで塞ぐ

など、これらの対策を施すことで防虫防鼠対策することができます。

4.  害虫やネズミの好む餌や住処をなくす

段ボールや雑巾、衣類、ティッシュペーパーなどは、ネズミの住処になりやすい存在です。

長時間、段ボールや雑巾、衣類、ティッシュペーパーなどを放置していると、ネズミが運び、巣の材料として使われます。

あまり使わない資材や、使用済みのダンボールなどは、放置せずなるべく早めに廃棄するようにしましょう。

駆除対策

駆除対策は、倉庫に侵入してしまった害虫やネズミを駆除するための対策です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

1.   殺虫剤や忌避剤を使用する

倉庫周辺に緑地帯などがある場合、殺虫剤や防虫剤を使用して、建物周りでの虫の発生を抑える対策が有効です。

また、屋内に侵入した虫について、速やかに殺虫剤で対処する、屋内に防虫剤を散布・塗布することで、害虫の発生を抑えることができます。

2.   ライトトラップによる防虫

虫が好む「光」や「臭い」を活用し、倉庫の中に害虫が侵入しないようにする対策も多くの施設で取り入れられています。

コンビニなどでも見かける方法ですが、出入口から少し離れた位置にライトトラップや電撃殺虫器を設置し、

そこに虫をライトによって誘引することで、従業員出入り口などに集まる虫の数を減らすという方法が有効です。

3.  粘着シートやトラップを設置する

粘着シートやトラップを設置することは、害虫やネズミの駆除に有効です。

粘着シートやトラップは、害虫やネズミが通る通り道や生息エリアに設置することで、害虫やネズミを物理的に捕獲する仕組みです。

比較的簡単に設置できる駆除方法です。また、薬剤を使用しない方法であるため、人や環境に優しいというメリットもあります。

4.  プロの駆除業者に依頼する

プロの駆除業者は、豊富な知識と経験に基づいて、効果的な駆除方法を提案してくれます。

また、害虫やネズミの種類や生息状況に合わせて、最適な駆除方法を選択することができます。


予防対策と駆除対策を組み合わせることで、より効果的な防虫防鼠対策を実現することができます。

これらの予防対策と駆除対策を定期的に対策を行いましょう。

害虫やネズミは、一度駆除しても再び侵入する可能性があります。そのため、定期的に対策を実施し、害虫やネズミの侵入を防ぐことが大切です。

改修によってできる防虫防鼠対策

1.   「給排気」の見直し

食品を扱う倉庫での防虫対策では、倉庫内の給排気バランスを調査し室内を陽圧化することで、室外からの害虫の侵入を防ぐという方法があります。

倉庫内の空気が循環していないと、害虫やネズミの好む餌や住処となるような、暗くて湿った場所ができやすくなります。そのため、給排気を適切に行うことで、倉庫内の空気を循環させ、害虫やネズミの好む環境をなくすことができます。

  • 換気口や通気口などの給気口と排気口をバランスよく設置する
  • 給気口と排気口の位置を適切に配置する
  • 給気口と排気口のサイズを適切に調整する

給排気の見直しは、害虫やネズミの侵入を防ぐだけでなく、倉庫内の衛生面や安全面の向上にもつながります。

2.   建物構造や設備の見直し

害虫やネズミは、わずかな隙間からでも侵入することができます。

そのため、建物の構造や設備に隙間や欠陥があると、害虫やネズミの侵入経路となりやすくなります。

配管や電気配線の隙間を塞ぐ

電気・ガス・水道など、パイプやケーブルを外部から建物内部に引き込む際、建物躯体の導入口に隙間が生じ、そこからネズミや害虫が侵入する恐れがあります。したがって、導入口の隙間はパテなどを用いて徹底的になくす必要があります。

壁や床、天井などの隙間を塞ぐ

壁や床、天井などの隙間は、害虫やネズミの侵入経路としてよく利用されます。そのため、隙間を塞ぐことで、害虫やネズミの侵入を防ぐことができます。

施設の外周部に植栽を作らない

植栽は、ネズミや害虫が巣をつくり、生息・繁殖するリスクが高くなります。ネズミの中には、木の根元に穴を掘って巣を作る種がありますので、ネズミなどの営巣環境を作らないため、倉庫の外周部には植え込みなどを作らないのがおすすめです。

倉庫への害虫やネズミの侵入は、上記のような建物構造の問題が原因となるケースもあります。

したがって、万が一倉庫内で害虫やネズミを発見した時には、建物に構造的な問題が生じていないか、専門業者に調査してもらい、必要であれば改修工事を行いましょう。

倉庫の防虫防鼠対策は、倉庫の管理者や従業員の責任です。

適切な対策を実施することで、商品や資材の品質や安全を守り、衛生面や安全面の向上につなげることができます。

害虫や鼠の侵入が確認できなくても、事前にネズミ対策を把握して、対策を実施しておくことにより被害を未然に防ぐことが出来ます。

大切な建物、資材、従業員のためにも最善の対策を講じるようにしましょう。

イマガワペイントでは、
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