工場の結露対策とは?結露しやすい理由と効果的な対策についてご紹介

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今回は「工場の結露対策とは?結露しやすい理由と効果的な対策についてご紹介」について解説いたします。

昨今の気温上昇の影響で、工場の結露が気になるという方も多いのではないでしょうか。

工場内で発生する結露は、場合によっては深刻な問題を引き起こす可能性もあります。

たとえば製品の品質を低下させたり、建物自体の腐食や劣化が進んで莫大な修理費用がかかるなど放ってはおけない問題です。

そこでこちらの記事では工場での結露の発生原因やその対策について詳しく説明し、効果的な対策方法をご紹介します。

目次

結露が発生する原因

結露の発生を根本的に解決するために、まずは発生する原因から見ていきましょう。

発生する原因は主に以下の3つです。

  1. 工場内と屋外の温度差
  2. 工場内の湿度の高さ
  3. 建物の断熱不足

工場内と屋外の温度差

結露が発生する主な原因は、工場内と屋外の温度差にあります。

たとえば食品工場では、食中毒を防ぐために室温を20〜25℃以下を保つようにしています。

夏場に気温が上がって工場内と屋外の気温に大きく差が出たときに結露が発生します。

温かい工場内の空気に暖かい外気が触れると、水蒸気が凝結するからです。

温度差は夏場だけではなく、冬場や夜間にも発生しやすくなっています。

湿度の高さ

工場内の湿度が高いと、結露のリスクも高まります。

食品工場や自動車工場など水を多く使用する工場では必然的に湿度が高くなります。

湿度が高い環境では水蒸気が空気中に多く含まれるため、結露が発生しやすくなるのです。

断熱不足

工場の建物が断熱不足の場合も結露が発生しやすくなります。

「断熱は結露と関係があるの?」と思うかもしれませんが、実は工場に断熱施工をしているかどうかで結露の発生状況はかなり変わってきます。

断熱をしていないと冬場など外が寒いときに屋外の冷気が建物に伝わってしまい、結露が発生しやすくなるからです。

断熱材が不足していると天井や壁、床にも結露が生じてしまうことがあります。

工場の結露対策が重要な理由

この章では工場での結露対策が重要な理由を3つご紹介します。

  1. 製品の品質維持
  2. 建物の劣化防止
  3. 従業員の健康を守る

製品の品質保持

結露によって製品が湿気を吸収すると、品質が低下しやすくなります。

水分が長いあいだ付着していることが原因で、カビやサビが生えたりして傷んでしまうからです。

さらに電子機器や精密機械の場合、湿気は故障や不良品の原因となります。

製品の品質を保つためにも、乾燥剤を利用するなど徹底的な結露対策は欠かせません。

建物の劣化防止

結露が発生したまま放っておいてしまうと、カビが生えて建物が腐食する原因となってしまいます。

壁や床が劣化して雨漏りの原因になったり、耐性が低くなり安全に業務ができなくなってしまうこともあります。

また、制御盤に結露が発生すると漏電やショートなどがおこり、最悪の場合火災にまで発展する可能性があります。

このように結露対策をおこなうことは建物の寿命を延ばすためにも安全に仕事をするためにも重要です。

従業員の健康を守る

結露対策は、従業員の健康を守るためにも大切です。

結露が発生するような湿度の高い環境は、カビやダニが好む環境でもあります。

結露を放置してカビやダニの発生を許してしまうと、呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。

アレルギーになってしまったり、すでにアレルギーを持っている場合悪化させてしまうこともあるのです。

従業員が安全に働き続けるためにも、結露対策は怠らないようにしましょう。

工場の結露対策5選

結露の発生原因と対策の重要性がわかったところで、次は対策をみていきましょう。

対策方法は以下の5つです。

  1. 断熱塗料や断熱シートの施工
  2. 換気システムの見直し
  3. 除湿機や除湿剤の導入
  4. 防水塗料の使用
  5. ドライエリアの設置

断熱塗料や段寝るシートの施工

建物全体に断熱塗料や断熱シートを設置することで、屋外の冷気と工場内の温度差による結露の発生をおさえることができます。

特に天井や壁、床などの結露が発生しやすい部分に重点的に施工するといいでしょう。

断熱塗料や断熱シートの施工は正確におこなえないと効果を発揮しないため、専門業者に相談することをおすすめします。

イマガワペイントでも無料相談を承っておりますので、お困りの方はぜひご相談ください。

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換気システムの見直し

換気システムを見直し、工場内の湿度を下げる方法も効果的です。

こまめに窓やドアを開けて換気をしたり、除湿機能のある業務用の装置を導入することで結露が発生しにくくなります。

工場はもともと窓が少なく設計されていることも多いため、窓を開けての換気が難しい場合もあるでしょう。

そういった工場は特に換気システムを見直すことが重要です。

除湿機や除湿剤の導入

除湿機や除湿剤を使用することも湿気対策となります。

家庭用のものだと面積が広い工場には対応できないため、業務用のものを購入しましょう。

湿気のたまりやすい場所に除湿機を設置したり、除湿剤と一緒に製品を梱包すると湿気から守ることができるでしょう。

防水塗料の使用

防水機能のある塗料を使用することで、結露を防ぐことができます。

特に天井や壁に塗布することで、結露も建物の劣化も防止できます。

シーリングファンの設置

天井が高い工場にはシーリングファンを導入することも効果的です。

シーリングファンとは天井に設置する大型の扇風機のようなものです。

大きな羽がゆっくりまわることで室内の空気を循環させます。

空気を循環させることで湿気が一箇所にたまりにくくなるため、結露を防ぐことができます。

シーリングファンは結露を防ぐだけではなく工場内の温度や体感温度を下げることもできるので、予算がある場合は検討してみるといいでしょう。

工場で結露ができやすい場所

この章では結露ができやすい4つの場所をご紹介します。

  1. 天井や屋根裏
  2. 機械などの設備

天井や屋根裏

天井や屋根裏は結露が発生しやすい場所です。

屋根から直射日光の影響を受けたり、暑さや寒さの影響を受けるからです。

そのため断熱対策が不十分な場合、さらに結露が発生しやすくなってしまいます。

壁も温度差によって結露が発生しやすい場所です。

外壁に接している部分や、換気が不十分な場所で結露が発生しやすくなります。

床も結露が発生しやすい場所です。

特に冷たい地面に接している場合は注意が必要です。

床に結露が発生すると、従業員の移動や設備の運搬に支障が出てしまいます。

機械などの設備

工場内の機械などの設備も結露が発生しやすい場所です。

湿度が高いと機械の内部に湿気を溜め込んでしまい、そこからサビて故障につながります。

機械の周囲には除湿機の設置や換気をしやすくするなど対策が必要です。

まとめ

今回は「工場の結露対策とは?結露しやすい理由と効果的な対策についてご紹介」について解説しました。

工場内での結露対策は非常に重要です。

建物と製品、従業員を守るためにも結露対策は怠らないようにしましょう。

対策としては断熱材や断熱シートの施工、換気システムやシーリングファンの設置が効果的です。

対策しても改善しない場合は、すぐに専門業者に相談するようにしましょう。

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