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工場塗装のイマガワペイントにお任せください。
塗装専門店としての経験と知識を活かし、工場塗装のイマガワペイントが、
今回は「工場の熱中症対策とは?重要な理由と対策」を詳しく紹介いたします。
日本の夏は高温多湿で、工場で働く人々にとって熱中症は気をつけなくてはならない病気です。
梅雨明けでこれから本格的な暑さも始まるため、熱中症にならないように対策しなくてはなりません。
特に、工場内は熱がこもりやすく外部と比べて温度が上がりやすい環境にあります。
この記事では工場における熱中症対策の重要性と、具体的な対策について詳しく見ていきましょう。
工場で熱中症対策が重要な理由
まずは工場で熱中症対策が重要な3つの理由を見ていきましょう。
- 熱がこもりやすい構造をしている
- 機械など内部からも熱が発生する
- 生産性が下がる
熱がこもりやすい構造をしている
工場は多くの設備や従業員を抱えているため、一般的に広い面積を持ち天井が高い構造をしています。
この構造は空気が循環しづらく空調も行き渡りにくいため、室内の温度が高くなりやすい傾向にあります。
さらに、屋根の構造や材質によっては直射日光で熱くなった屋根から熱が伝わって工場内がの温度が上がることもあります。
屋根の暑さ対策についてはこちらの記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
機械など内部から熱が発生する
工場内ではさまざまな機械や設備が稼働しており、そこから発生する熱も工場内の室温を上昇させています。
重機や製造機械が多い場合は機械自体も機械から発せられる熱も多くなるため、設備が故障しないためにも対策が必要となります。
生産性が下がる
工場内が高温で作業がしづらい環境にあると、生産性が下がってしまいます。
高温の環境では従業員の集中力や体力が低下しやすくなるため、作業効率も悪化するからです。
高温の中での長時間の作業は熱中症につながる場合もあるため注意が必要です。
熱中症になると従業員が欠勤してしまうだけではなく、最悪後遺症が残って勤務が困難になる危険性もあります。
工場ができる熱中症対策
工場での熱中症対策の重要性がわかったところで、次は対策について見ていきましょう。
施工や設備の用意は初期費用がかかることも多いですが、工場内の温度を下げることができるため長期的に見てメリットがたくさんあります。
- 断熱塗料や断熱シートの施工
- 屋根用スプリンクラーの使用する
- スポットクーラーの使用
- ビニールカーテンの使用
- シーリングファンなど大型扇風機の設置
断熱塗料や断熱シートの施工
屋根や壁に断熱塗料や断熱シートを施工することで、工場に熱が入るのを防ぎ室温を下げることができます。
太陽光や紫外線をブロックし、室内に熱が侵入するのを防げるからです。
断熱塗料やシートにはそれぞれ種類や特性があり、地域や目的に合わせた施工をすることで効果を発揮します。
断熱塗料や断熱シートについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
屋根用スプリンクラーの使用
屋根用スプリンクラーの設置も熱中症対策には有効です。
屋根用スプリンクラーは屋根に取り付けて水を散布し、気化熱を利用することで屋根の表面温度を下げることが可能です。
スプリンクラーからの水が蒸発する際に熱を奪うため、屋根の温度が低下し、室内の温度上昇を抑える効果があります。
室温は屋根から伝わる熱で上がるため、屋根の温度を下げるスプリンクラーは有効な対策となります。
スポットクーラーやスポットエアコンの使用
スポットクーラーやスポットエアコンも熱中症対策には有効です。
スポットクーラーやエアコンは設置した箇所に強い風を送り、部分的に空気を冷やす効果があります。
工場全体を冷却できないデメリットはあるものの、空調がききづらい場所や熱気がたまりやすい場所を重点的に冷やせるメリットがあります。
そのため熱が発生し易い作業場所に設置したり、従業員の休憩スポットとして利用すると熱中症のリスクを軽減できるでしょう。
ビニールカーテンの使用
ビニールカーテンを使用することで、空調を効きやすくして室内の温度を下げることができます。
カーテンで仕切ることで冷気が逃げにくくなり、空調が早く効いて涼しくなります。
効率的に空調を効かせて費用も抑えることができるため、おすすめの方法です。
シーリングファンなど大型扇風機の設置
シーリングファンや大型扇風機を設置することも有効な対策です。
これらは空調設備とは違い、空気を冷却するのではなく空気の循環を促すために設置します。
空気を循環させると特定の場所に熱がこもるのを防ぎ、全体的に一定の温度を保つことができます。
体感温度も下がるため従業員は作業がしやすくなり、熱中症対策にも有効と言えるでしょう。
自分でできる熱中症対策
次は自分でできる熱中症対策4つを見ていきましょう。
工場の設備を整えるだけではなく、自分自身でも熱中症から身を守る意識が大切です。
- 熱中症について知る
- 水分。塩分補給をおこなう
- 体調管理をする
- 暑さ対策グッズを利用する
熱中症について知る
まず、熱中症の症状や予防策について知っておきましょう。
初期症状を見分けて適切な対応を取ることで、症状の悪化を防ぐことができます。
熱中症予防について厚生労働省が詳しく記載しているページがあるため、こちらのページもあわせてご覧ください。
厚生労働省の熱中症予防のための情報・資料サイトページはこちら
水分・塩分補給をおこなう
こまめな水分・塩分補給は熱中症予防の基本です。
工場は作業量が多く汗を多くかきやすいため、水だけでなく塩分も補給することで体内のバランスを保つことができます。
喉が乾く前に水分補給をしたり塩飴を舐めて塩分を補給することで、熱中症を防ぐことができます。
体調管理をする
熱中症対策には日常的に体調管理を心掛けることも重要です。
十分に睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけることで熱中症に対する抵抗力を高めることができます。
体調が悪いと免疫力が下がり、熱中症にもかかりやすくなるため日頃の体調管理は怠らないようにしましょう。
暑さ対策グッズを使用する
暑さ対策グッズを用意することも有効です。
昨今冷感タオルや冷却スプレーなどの暑さ対策グッズがたくさん売られています。
グッズを活用することで一時的に体を冷やすことができるため、熱中症のリスクを軽減できます。
おすすめの冷却グッズ
この章では、工場で作業する方におすすめの冷却グッズをご紹介します。
- 冷感素材のインナーウェア
- 冷却ボディシート
- 空調服
冷感素材のインナーウェア
冷感素材のインナーウェアは、汗をかいても快適なまま着ることができます。
速乾性があり通気性にも優れているため、長時間の作業でも不快にならずに続けることができます。
身につける服が快適かどうかは作業効率にも関わってくるため、自分でも作業しやすい環境を整えることが大切です。
冷却ボディシート
冷却ボディシートは、外出先でも手軽に体を冷やすことができるグッズです。
作業の合間に体を拭くことでひんやりした感覚を味わうことができ、体感温度を下げることができます。
空調服
空調服は内蔵されたファンによって風を送り込み、体温を下げるグッズです。
特に高温多湿の環境においては作業しやすくなるため非常に有効なアイテムです。
まとめ
今回は「工場の熱中症対策とは?重要な理由と対策をご紹介」を詳しく解説いたしました。
工場での熱中症対策は従業員の健康を守り、生産性を維持するために非常に重要なことだとわかりました。
工場での対策はもちろん自身でも対策をし、熱中症にならないように心がけていきましょう。
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