塗装工事はトラブルになりやすい工事です。
「もう何をどうしたらいいかわからないな」
「どこに頼んでも同じだろう!」
このように、塗装工事について知らないことが多すぎるがゆえ、どこに依頼しても同じだろうとチラシが入っていた業者に依頼した結果、3ヶ月後に塗料が剥がれてくるというトラブルが起きてしまうことも・・。
せっかく塗装工事をして工場や倉庫を綺麗にしようとしたのに、また再塗装・補修の作業が入るのはなんだか嫌ですよね。
そこで今回は、塗装工事を行う際に「押さえておきたいポイント」について解説していきます。
- 確認しておきたいポイント
- 注意しなければならないこと
これらを頭に入れながら、綺麗な仕上がりが続く塗装工事を目指していきましょう。
【ポイント解説】塗装工事完了までのチェック項目とは?
塗装工事完了までは、下記の5つの工程で進んでいきます。
- 依頼・現地調査
- 見積提出
- 工事前打ち合わせ
- 塗装工事当日
- 完成・確認
工程別に押さえておきたいポイントや注意点を解説していきますので、是非参考にしてみてください。
塗装工事のポイント ①依頼・現地調査
塗装工事のスタートは、業者へ工事の相談と、現地調査を依頼するところからです。
下記のポイントをクリアする業者へ連絡を取り、進めていきましょう。
- 自社施工で塗装工事を行っている
- 様々な資格を持っており”誠実さ”が伝わってくる
- 施工事例などの過去の実績を公開している
大きなチェックポイントとなるのが「自社施工」という部分です。
こちらの記事で自社施工がなぜ大切なのかという点について解説していますので、合わせてご覧ください。
自社施工の大切さについて知りたい人はコチラ
ポイントをクリアする業者へ連絡が取れたら、いよいよ現地調査が始まります。
- 屋根や外壁の状態
- 色あせやひび割れは起きていないか
- カビなどの強固な汚れは発生していないか
このような部分を調査していき、見積書に反映していく作業です。
また、現地調査の際に、足場を設置できるか、気を付けるべきことはないかなどを確認していきます。
塗装工事のポイント ②見積提出
現地調査や打ち合わせの結果を反映しながら、塗装工事にかかる金額を算出しながら「見積書」を作成します。
遅くとも現地調査から2週間以内には、皆さんの元に見積書が届くでしょう。
見積での大事なポイントは、現地調査がかち合わないように配慮しながら、3〜5社の見積書を比較する「相見積もり」を進めるということです。
相見積もりをすることで・・
- 塗装工事の金額が高くなってしまう”中間マージン”を支払う必要がなくなる
- 悪質な業者を見抜くことができる
- 適切な相場感を得ることができる
このようなメリットが得られます。
自社施工で行っている会社と、下請けに依頼する会社では”中間マージン”の部分で金額差が出てしまうでしょう。
中間マージンは、会社ごとの利益を示すもので、工事の内容には影響しないものです。
自社施工の会社に依頼して、工事金額を無駄に高くしないようにしましょう。
塗装工事のポイント ③工事前打ち合わせ
工事前の打ち合わせでは、主に当日に注意することや塗装の色などについて話していきます。
【工事前の打ち合わせで決めること・確認すること】
- 当日外部にある機械は使うことができるのか?(シートをかけて塗料がかからないように手配するため)
- 工事期間は何日間となっているのか
- 塗装の色や商品は何を使うのか
塗装の色や商品を決定する際は、必ずサンプルやイメージ画像を確認するようにしましょう。
外壁や屋根が金属製ならば、金属板に実際に塗ったものを確認するのがおすすめです。
よりイメージと実際の仕上がりの差を無くすことができます。
工場や倉庫の塗装面積は、住宅よりも大きく、失敗してしまうと修繕がとても大変です。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないよう、不明点等も含め、1つ1つ丁寧に決めていきましょう。
塗装工事のポイント ④塗装工事当日
塗装工事当日は、3つのことをチェックしましょう。
【塗装工事当日に確認すること】
- 足場は安全に設置されているか
- 外部の資材や機械に養生はされているか
- 高圧洗浄は行っているか
安全な足場設置や塗料で汚れないように養生シートで覆うなどの作業は必須です。
塗装工事の仕上がりや工事後の外部の綺麗さに影響が出る部分なので、依頼する側もしっかり確認しておくことが大切です!
また、業者の中には「高圧洗浄を行わずに塗装をする」ところもあります。
付着している古い塗料や汚れを取らずに塗装を行うと、新しい塗料の塗膜が定着せず、剥がれやひび割れの原因となってしまうので注意が必要です。
見積書に高圧洗浄と記載されていても、実際は行っていないなんて業者もあるようなので、しっかり確認しておきましょう。
塗装工事のポイント ⑤完成・確認
塗装工事が終わった後も、確認すべきことがあります。
下記の3つのことを確認しておきましょう。
【塗装工事完了後に確認すること】
- 外部の資材が機械に塗料は付着していないか
- 完成した写真は見せてもらえたか
- アフターサービスの案内はされたか
塗料がつかないように養生はしていたものの、養生の仕方が悪いと外に置いていた資材や機械に塗料が付着してしまっていることがあります。
気づかないでいると、取れにくくなってしまう上に、塗装工事でついたものなのか判別できなくなってしまいます。
塗装工事が終わった時点で自分達で確認し、塗料がついているようなら綺麗にしてもらいましょう。
また、高所作業である屋根の塗装は依頼する側が確認するのは難しい場合があります。
完成した屋根の写真や動画を見せてもらい、仕上がりを確認してください。
できれば、塗装前の写真と見比べて確認しておきたいですね。
そして、何か不具合があった場合の対応についても聞いておきましょう。
担当者の名刺をいただき、すぐに連絡が取れる状態にしておくのがおすすめです。
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さて、今回は塗装工事のポイントについて解説してきました。
塗装工事の完成までの5つのステップにおいて、それぞれ押さえておきたいポイントや注意点は下記の通りとなっています。
ポイント | |
---|---|
①依頼・現地調査 | 【依頼すべき業者の特徴】 ・自社施工で塗装工事を行っている ・様々な資格を持っており”誠実さ”が伝わってくる ・施工事例などの過去の実績を公開している |
②見積提出 | 【3〜5社で相見積もりをしましょう】 ・塗装工事の金額が高くなってしまう”中間マージン”を支払う必要がなくなる ・悪質な業者を見抜くことができる ・適切な相場感を得ることができる |
③工事前打ち合わせ | 【工事前の打ち合わせで決めること・確認すること】 ・当日外部にある機械は使うことができるのか?(シートをかけて塗料がかからないように手配するため) ・工事期間は何日間となっているのか ・塗装の色や商品は何を使うのか |
④塗装工事当日 | ①足場は安全に設置されているか ②外部の資材や機械に養生はされているか ③高圧洗浄は行っているか |
⑤完成・確認 | ①外部の資材が機械に塗料は付着していないか ②完成した写真は見せてもらえたか ③アフターサービスの案内はされたか |
これらのポイントを押さえた上で、塗装工事を進めていきましょう!
皆さんの工場や倉庫が岡山県や広島県にあるのなら、弊社にご相談ください。
もちろん今回お伝えしたポイントを押さえながら、工事を進めさせていただきます。
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