工場・倉庫での湿気対策:知っておきたいポイント

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今回は「工場・倉庫での湿気対策:知っておきたいポイント」を詳しく紹介いたします。

日本の夏は高温多湿なため、工場や倉庫の湿度管理に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

湿度が上がったまま何も対策せずにいると、カビが発生して製品の質が低下したり建物が腐食してしまうこともあります。

また、従業員の健康にも影響があるため湿度対策は必須です。

今回は工場や倉庫内の湿度が高くなりやすい理由と対策、空調設備がない場合の対策をご紹介します。

目次

湿度が高くなりやすい原因5選

この章では、工場や倉庫内の湿度が高くなりやすい5つの理由をご紹介します。

空調が効きにくい造りになっている

工場や倉庫は広い面積を持っている上に間仕切りが少なく、かつ天井が高く設計されていることが多いため空調の効きがよくありません。

倉庫では保管する製品の性質上窓が少ないこともあり、これも原因のひとつです。

空調の冷気は上昇したあと下降する性質があるので、天井が高いと熱がとどまったままで地面の温度が下がらず湿度が高くなってしまいます。

コンクリートなどの水分を吸いやすい素材で作られている

コンクリートは表面から水分を吸収する性質があります。

そのため工場や倉庫の床や壁がコンクリート製の場合、湿気が溜まりやすくなります。

マンションであれば窓を増やしたり換気をしたりなどの対策がありますが、工場や倉庫の場合だと設計上の問題や設備、保管している製品のことも考えなくてはならないため対策は難しいでしょう。

折板屋根が使用されている

多くの工場や倉庫の屋根には折板屋根が使用されています。

折板屋根とは、金属製の板を折り曲げて加工した屋根のことです。

強度は高いですが直射日光を受けて熱が屋根から室内に伝わりやすく、室温や湿度が上がりやすくなってしまいます。

設備や保管物が多く空気が流れにくい

工場や倉庫には多くの製品や設備などの保管物があり、空気の流れを妨げていることがあります。

空気が循環しないため、湿気が溜まったままになります。

段ボールが置いたまま

段ボールをは湿気を吸収する性質があるため、長時間放置するとその場所に湿気がたまりやすくなります。

湿気がたまると段ボール自体が劣化するため、製品も影響が出る可能性があります。

湿気を放置すると起こるトラブル

工場と倉庫に湿気がたまりやすい理由がわかったところで、次は湿気を放置する4つのデメリットをご紹介します。

カビやダニが発生する

カビやダニにとって高温多湿な環境は繁殖しやすい絶好の場所です。

製品に混入すると質の低下はもちろん、購入者に健康被害が及ぶ可能性もあり大変危険です。

また、従業員のアレルギーや喘息を引き起こすリスクもあります。

特に食品や医療品を扱う現場では深刻な問題になるため、徹底的な湿度管理は必須と言えます。

建物や設備、製品がダメージを受ける

湿気を放置すると設備の金属部分や部品がサビて故障したり、建物の劣化が早まったりします。

建物の天井、床などに水分が浸透すると腐食や腐敗を引き起こす可能性があり、電気設備がショートすることもあります。

設備の故障や製品の大量の破棄は莫大なコストがかかるため、早急に対策が必要です。

結露が発生する

湿気がたまると結露が発生しやすくなります。

結露が発生すると建物が傷み、カビが生えやすくなります。

一度カビが生えると根絶させるのは難しいため、結露に気づいたらすぐに対策するようにしましょう。

工場や倉庫で有効な湿気対策

ここでは工場や倉庫で有効な湿気対策を5つご紹介します。

こまめに換気する

食品工場など設計上換気が難しい場合をのぞきこまめな換気を意識しましょう。

窓を対角線上に2つ開け、空気の通り道を作るようにするのが理想です。

換気効率を良くすれば湿気も出ていきやすくなります。

しかし換気は外の空気を取り入れるので、雨の日など外の湿度が高い日は控えめにしましょう。

ストレッチフィルムを利用する

工場や倉庫の製品や設備を守るためにストレッチフィルムが有効です。

水を弾く効果があるため、除湿剤と併用すれば製品を効率的に湿気から守ることができます。

建物の設計上換気が難しい場合はストレッチフィルムを検討するといいでしょう。

除湿剤や除湿機を利用する

除湿剤や除湿機を利用するのも効果的です。

家庭用のものでは工場や倉庫の広さには対応できないため、業務用の物を購入しましょう。

除湿剤はシート型のものや設置型のものなど種類はさまざまで、除湿機は業務用の大型のものも用意されています。

特定の場所の湿気が気になるという場合には除湿剤や除湿機を検討するといいでしょう。

シーリングファンの設置

シーリングファンを設置することで空気が循環させることができ、湿気を防ぐことができます。

シーリングファンとは天井に取り付ける大型の扇風機のことで、大きな羽がゆっくり回転して空気を循環させます。

電気代もそれほどかからず省エネで、体感温度が下がるので従業員の熱中症対策にもなります。

結露防止シートや遮熱シートを利用する

結露防止シートや遮熱シートを利用することで結露を防ぎ、湿気を抑えることができます。

遮熱シートは太陽光を反射して、窓や屋根の表面温度が上がるのを下げるので、室内外の温度差をなくして結露を防ぐことができます。

窓や空調設備がない工場や倉庫の湿気対策

湿気に対しては換気ができるのが理想ですが、構造上どうしても難しいこともあるのではないでしょうか。

この章ではそのような場合にできる対策を4つ紹介します。

温度や湿度が上がる時期を記録しておく

湿度計と温度計を必ず設置して、温度や湿度が上がりやすいタイミングを把握するようにしましょう。

複数箇所に設置することによって湿気が溜まりやすい場所や、月などを把握することができます。

そうすることでその場所に除湿機を置いたり、ストレッチフィルムを巻くなど換気ができなくてもできる対策を講じることができます。

湿度に合わせて製品の保管場所を決める

湿度に合わせて製品の保管場所を決めることも大切です。

天井付近は床よりも湿度が高くなります。

そのため湿度に弱い製品は極力下に置くようにしましょう。

段ボールは湿気を吸いやすいので下側に置くのが理想ですが、どうしても上にも置かなくてはならない場合はストレッチフィルムと除湿剤を活用して湿気を防ぎましょう。

空気の通り道をつくる

空気の流れをつくるために、空気の通り道を作りましょう。

ひとつの換気口で空気の入れ替えをせずに、空気の通り道を作るイメージで必ず2箇所以上開けることが大切です。

窓がない工場や倉庫の場合は換気口とドアを開けるようにすると効果的です。

建て替えを検討する

ご紹介した対策で改善しない場合は、業者に相談して建て替えを検討するのもひとつの手です。

湿気があると体感温度が上がるため従業員は快適に仕事をできず、製品が傷んだり設備が故障してしまうリスクもあります。

業務効率や今後かかるかもしれない莫大なコストのことを考えると、湿気対策ができるよう建て替えしてしまうのもいいかもしれません。。

専門業者とよく相談して、建て替えの計画を立てていきましょう。

まとめ

今回は「工場・倉庫での湿気対策:知っておきたいポイント」を詳しく紹介いたしました。

工場や倉庫は設計上湿気が溜まりやすくなっているため、製品や設備、従業員を守るためにも湿気対策が重要だとわかりました。

温度や湿度を常に意識し、安全で快適な環境を維持できるようにしましょう。

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