工場や倉庫の屋根や外装に見られる劣化症状のベスト5

工場や倉庫の屋根や外装に見られる劣化症状のベスト5

工場の外壁塗装や屋根塗装は、建物の美観を向上させるだけでなく、紫外線や雨から保護し劣化を抑制します。

また、塗装の種類によっては遮熱機能などの追加機能を持たせたもの、
建物内の温度上昇を抑えるものなどがあり、工場・職場環境の快適化にもつながります。

しかし、塗装は経年により徐々に劣化するため、徐々に保護機能は失われていきます。
建物の建材自体の劣化が著しく耐久性に問題がある場合、塗装ではなく
建材の重ね張りや撤去・張り替え(葺き替え)といった、より大きな改修工事を行う必要も出てきます。

そのため、塗装工事は劣化が比較的少ない適切なタイミングで定期的に行うことが重要です。

では、工場や倉庫の屋根や外壁には、どのような劣化症状があるのでしょうか?

今回は、工場や倉庫の屋根や外壁 劣化症状ベスト5をご紹介いたします。


目次

金属製の屋根や外壁には、錆が発生することがあります。

特に、金属製の屋根や外壁では、湿度が高く、塩分や酸性物質が含まれる環境では、
錆が発生しやすくなります。

錆は、鉄や鋼の表面に発生する赤褐色の酸化物であり、酸素と水分の影響を受けることで発生します。
表面の保護膜を破壊し、金属部分の腐食を引き起こすことがあります。

また、錆が発生した場合、外観の劣化だけでなく、建物全体の強度や耐久性にも影響を与えることがあります。

錆が発生した場合は、早めに対処することが重要です。

錆 対処方法

錆を取り除く

錆を取り除くことで、進行を防ぐことができます。錆を取り除くためには、
研磨剤やサンドペーパーなどを使って表面を磨きます。
錆が深刻な場合は、錆止め剤を塗布することで、錆の進行を止めることもできます。

塗装する

錆を取り除いた後は、塗装することで、再び錆が発生するのを防ぐことができます。
塗料は、金属製の屋根や外壁に適したものを選ぶ必要があります。

交換する

錆が進行しすぎて、表面を磨いても効果がない場合は、
部分的な交換や全面の交換が必要になる場合があります。


色あせ

塗装が劣化することによって、色あせが発生することがあります。
色あせは、時間の経過や太陽光の紫外線などの環境要因によって、建物の表面の色合いが薄くなる現象です。

特に、紫外線の影響を受けやすい場所では、色あせが進行しやすくなります。

色あせが発生すると、建物の外観が損なわれるだけでなく、
表面の保護膜が薄くなり、建物の耐久性にも影響を与えることがあります。

また、塗装された屋根や外壁であっても、時間が経過すると色あせが生じることがあります。

色あせ 対処法

定期的なメンテナンス

定期的なメンテナンスにより、建物の表面を清掃することができます。
清掃は、汚れや付着物を除去することで、表面の保護膜を維持することができます。

適切な塗料の選択

適切な塗料を選択することで、色あせを防止することができます。
特に、太陽光線による劣化に強い塗料を使用することが重要です。

遮光シートの設置

遮光シートを設置することで、建物の外観を保護することができます。
遮光シートは、太陽光線を遮ることができ、建物の表面を直接的な日光から守ることができます。


ひび割れ

ひび割れは、建物の材料が収縮や伸張によって変形したり、
外部の負荷によって引っ張られたり圧縮されたりすることによって生じます。

特に、温度変化や風などの影響を受けることによって、屋根や外壁にひび割れが発生することがあります。
ひび割れが進行すると、雨水が侵入しやすくなります

このような負荷は、天候条件や地震などによって引き起こされることが多いです。

また、ひび割れは、建物の外観だけでなく、耐久性にも影響を与えることがあります。
ひび割れが大きくなると、建物の強度が低下し、雨水や風雪などの外部からの影響を受けやすくなります。

ひび割れ 対処法

適切な施工

建物を建設する際には、建材や施工方法を適切に選択することが重要です。
建物の設計や建材の選択は、
建物の使用用途や地域の気候条件などに合わせて行う必要があります。

定期的なメンテナンス

定期的なメンテナンスによって、ひび割れを早期に発見し、修繕することができます。
メンテナンスでは、建物の表面を清掃したり、
塗装やコーキングなどの保護処理を施したりすることが有効です。

適切な補修

ひび割れが生じた場合は、適切な補修を行うことが重要です。
ひび割れが小さな場合は、シーリング材やコーキング材で補修することができます。

しかし、大きなひび割れや損傷がある場合には、専門業者による補修が必要となることがあります。


落ち葉やゴミの蓄積

屋根や外壁の表面に落ち葉やゴミがたまると、湿気や紫外線の影響を受けやすくなり、
劣化が進行しやすくなります。

落ち葉やゴミが蓄積すると、それらが湿気を含んで腐敗することによって、
外壁や屋根の表面が腐食したり、カビや藻などの生物の繁殖を促したりすることがあります。

また、落ち葉やゴミが雨樋や排水口を詰まらせることで、建物の内部に水が侵入し、
内部の損傷カビの発生などの問題が生じることもあります。

蓄積されたゴミ 対処法

定期的な清掃

落ち葉やゴミが蓄積することを防ぐためには、定期的に清掃することが大切です。
清掃の頻度は、周辺の樹木や風通しの状態、気候条件などによって異なりますが、
1年に数回から1回程度が一般的です。

防止策の設置

落ち葉やゴミの蓄積を防ぐためには、防止策を設置することも有効です。
例えば、雨樋にガードを設置することで、落ち葉の侵入を防ぐことができます。

植栽の管理

周辺の植栽の管理も、落ち葉やゴミの蓄積を防ぐために重要です。
植栽が建物に近接している場合には、定期的に剪定することで、葉や枝が落ちる量を減らすことができます。


水漏れ

屋根や外壁の劣化が進行すると、雨水が侵入することがあります。
水漏れが発生すると、建物内部に水が侵入し、構造物の腐食やカビ・藻の発生
電気設備の故障など、様々な問題を引き起こす可能性があります。

水漏れが発生する主な原因

1. 雨樋や排水管の詰まり
2. 屋根の破損や劣化
3. 外壁のひび割れや接合部の緩み

水漏れ 対処法

定期的な点検とメンテナンス

定期的な点検とメンテナンスを行い、雨樋や排水管の詰まりを取り除いたり、
屋根や外壁の劣化や破損を修繕したりすることが重要です。

防水工事の施工

屋根や外壁に防水加工を施すことで、水漏れを防ぐことができます。
防水加工は、建物の種類や材質、使用目的に合わせて施工する必要があります。

雨樋や排水管の改修

老朽化や詰まりの原因となる雨樋や排水管は、必要に応じて改修することが必要です。


今回は工場や屋根に多い劣化症状ベスト5をご紹介しました!


屋上の状況や面積などによって、
適切な工法を選択することが大切です。
工法によってメンテナンス方法も異なりますので、
今回の内容を参考にしながら点検を行っていきましょう。

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