工場や倉庫で働いている皆さん!
「電気代が年々上がってきている・・」と感じていませんか?
特に工場や倉庫で働く中で、辛すぎると感じるのは「夏場」ですよね。
近年の夏の猛暑は命の危険を感じるものになってきました。
安全に作業をするためには冷房が必須ですが、広い工場や倉庫を冷やすには大きなパワーが必要になります。
パワーを大量に使うということは、それだけ電気代もかかるということですから、夏場は経費が増えて辛いというところも多いのではないでしょうか?
しかし、電気代を節約するということは、社員が働く環境を過酷にしてしまうということ。
働いてもらう側からすれば、とても心が痛いですよね・・。
そんな心を痛めている皆さんにおすすめしたいのが「遮熱塗装」です!
遮熱塗装をすれば、電気代が節約できるだけではなく、夏もひんやりした環境で働くことができますよ♪
なぜ遮熱塗装はそんなメリットを得られるのか、今回の記事で詳しく解説していきたいと思います!
どれだけの効果があるのかについてもお伝えしていきますので「夏の工場が嫌い!」という人は是非参考にしてみてください。
遮熱塗装って何?どんな効果があるの?
遮熱塗装というのは、その名の通り「熱を遮るための塗装」のことです。
屋根や外壁に遮熱効果のある塗料を塗っていくことで、建物が本来受ける分の太陽光を反射させ、屋根や外壁表面の温度が上がらないようにします。
特に屋根材への遮熱塗装は効果的です。
本来であれば、屋根材表面が受けた熱は、屋根材の裏面へと伝導により移動し、屋根裏の空気へと放射と対流によって伝わっていくものです。
そのため、屋根の表面の温度がそのまま室温とはならないものの、外が35℃の猛暑であれば徐々に室温も上昇。
電気を沢山使って、空気を冷やさなければいけない状況となるというわけですね。
ということは、屋根材に受ける太陽光を減らすことで温度が上がらなくなり、間接的に室温上昇も抑えられ、電気代も削減できるということになります。
この間接的な流れによるものが「遮熱塗装の経費削減効果」の秘密です。
塗装方法についても、通常の屋根塗装となんら変わりはありません。
使う塗料を「遮熱性のある塗料」を選択するだけで、今までお伝えしてきたようなメリットを得ることができるのです。
遮熱塗装をするとどれだけ経費が削減できるの?
地球温暖化による夏の気温上昇が深刻になり、それに伴って電気料金も年々値上がりしています。
気象庁が公表している観測データを見ると、観測開始1875年8月の日平均気温の平均値から145年間で4.2℃も上がっていることがわかります。
年々夏の暑さは深刻化していくことが予想できますね・・。
1875年 | 2020年 | 気温差 | |
---|---|---|---|
8月の日平均気温の平均値 | 24.9℃ | 29.1℃ | 4.2℃ |
そこで活躍するのが遮熱塗装です。
弊社でも利用している「遮熱断熱塗装キルコート」を具体例として、どれほど経済効果があるのか検証していきましょう。
下記の表は「倉庫の折板屋根にキルコートを塗装し、塗装前、塗装後の折板屋根表面温度と倉庫内温度の推移を比較した際」の検証結果になります。
上記の表を見ていただけるとわかる通り、キルコートを塗布することで4.5°Cの室温が低下しています。
この4.5℃という数値は、夏の過酷な環境下においてはとても重要な数値です。
夏の冷房の場合は設定温度を1℃上げると消費電力が13%削減されるので、4.5℃では約58%の電力を削減できるという計算になります。
電気をその分使わずにいられることで、エコに貢献できるだけではなく、電気料金を大幅に節約することができますね!
また、工場や倉庫などの面積が大きい建物では、通常の住宅とは違う電気契約となっています。
基本料金は、過去12ヶ月で一番使用量の多かった月の使用量に一定の単価を乗じて計算されているので、冷房を沢山使った8月の料金がその後11ヶ月間基本料金に反映されるということになっているのです・・。
「他の月はこんなに使っていないのに」と思っても、契約上なんともできないのがもどかしいでしょう。
しかし、夏の前に遮熱塗装を行えば、基本料金も抑えることができます。
7月・8月の電気料金を抑えられるだけではなく、その後の基本料金も抑えることができるので、58%程度の削減以上のメリットがあるでしょう。
遮熱塗装の種類選定は”低汚染”と”色”に注意!
前項でお伝えした遮熱塗装の効果をより引き出すには「低汚染」と「色」に注意して、塗料を選定する必要があります。
屋根材がより熱をもたないようにするためには「より反射させること」が大切です。
それぞれなぜ低汚染と色が大事なのか詳しく解説していきますので、塗装を行う際は気をつけて種類を選んでくださいね♪
反射率を保つには汚れがつきにくい塗料の選定が必須!
反射率を高く保つために「汚れがつきにくい塗料(低汚染)」を選定しましょう。
遮熱機能を高めるために必要なのは「反射率」です。
しかし、この反射率は塗料に汚れがついてしまうと損なわれてしまいます。
せっかく遮熱効果のある塗料を塗っても、反射していないのでは意味がありません。
屋根に登って汚れを落とす作業をしなければならなくなり、手間がかかってしまいます。
工場や倉庫の屋根はとても広く、掃除するのもとても大変です・・。
そんな問題を解決するのが低汚染性の高い塗料!
遮熱効果を高く維持できるので、室温も快適な状態が保たれます。
また、汚れにくい塗料を選択することで、反射率を維持できるだけではなく「経年劣化」を遅らせることができるというメリットも。
通常の塗料より5〜10年ほど寿命が長くなるので、再塗装を行う費用も節約することができます。
屋根の掃除を依頼する回数も減らすことができるため、とても経済的ですね。
このように低汚染性の高い塗料を選ぶことで得られるメリットは様々あります。
長期的なトータルコストも考えながら検討してみてくださいね。
より遮熱塗装の効果を上げるには”白”に近い色を選択しよう!
前項で通常の屋根塗装の塗料を、遮熱塗装にするだけで効果は得られるとお伝えしましたが「より効果を出すため」には『白に近い色を選択』することが必要です。
なぜ白に近い色だと効果が上がるのでしょう・・?
察しのいい人であれば、もうお気づきかと思いますが「反射率」を上げるためです。
朝の情報番組などで「夏場は白を着て、快適に過ごしましょう」という話をしている時がありました。
それは、白は太陽光を反射するため、服の温度を快適に保つことができるということが理由にあります。
逆に黒い服を着ていると、反射率が下がり、徐々に服の温度は上がってしまいます・・。
「黒い服を着ていって後悔した・・」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
これまでの経験で体感できていれば、遮熱塗装についても同じイメージで選択ができますよね♪
また、遮熱塗装の塗料カタログや商品ページなどに各色の「日射反射率」が記載されているのでそちらを確認しながら選定していくとよいでしょう。
同じ金額であっても、このように「色」の違いで効果は変わってきます。
専門業者と打ち合わせをしながら、適切な選択をしてくださいね!
経費削減効果が嬉しい遮熱塗装を行うならイマガワペイントへ!
今回は遮熱塗装の経費削減効果について詳しく解説してきました。
「遮熱塗装」を行うことで得られるメリット
- 太陽光を反射して室内に熱が入ってこないようにする
- 熱が入ってこないため室温も上がらない
- 冷房代が節約になり約58%の電気量の削減に!
このようなメリットを得られるということをお伝えしてきました。
工場や倉庫に使われている屋根はトタンやガルバリウム鋼板など金属製であることが多いです。
金属製の屋根は他の素材と比べると、熱をもちやすく、室温に影響を与えやすいという特徴があります。
すると「年々夏の工場で作業するのが辛くなってきた・・」と感じる人が増えてしまうでしょう。
熱中症になるリスクも上がり、とても危険です!
そんな疲弊する社員を守るためにも「遮熱塗装」がおすすめです。
遮熱塗装をするだけで、ひんやりした夏を過ごすことができますよ♪
下記のお問合せフォームより、お気軽にご連絡ください!