施工前
排水溝に亀裂が入り、欠けたとお問合せくださいました
触ってみると簡単に割れ、水漏れが心配な状態でした
施工後
塗床材はレジモルハードUWで施工しました
4時間で完璧な状態にすることができました
建物種別 | 病院 |
---|---|
工事内容 | 塗床 |
工事日数 | 4時間 |
岡山県笠岡市にある病院の洗い場・厨房排水溝の塗床工事が完工しました!
施工の様子を写真付きで詳しく紹介いたします。
【施工前】「排水溝に亀裂が入って欠けた」とお問合せくださいました

こちらの洗い場・厨房では毎日長時間に渡って、沢山の患者さんの食事を作っていらっしゃいます。
水や洗剤、油などは排水溝を通って流れ出るため、ここが最も劣化しやすい箇所です。
そのため、塗床工事が施工されていましたが年月によって劣化し、「亀裂が入って欠けた」と当社にご相談くださいました。

塗床工事とは、床面に防水性の高い厚膜の塗料を塗布する工事です。
しかし、劣化したことによって触ると写真のように簡単に割れてしまいました。
これでは流れてきたものが建材を傷め、水漏れやカビなどのトラブルを招いてしまいます。
そのため、既存の塗膜を撤去して新しい塗床材で排水溝を保護させていただくこととなりました。
【施工中】塗床工事の流れ

まずは施工箇所の周りをビニールシート等でしっかりと養生しました。
塗床工事に使用する材料が他の場所に少しでも付かないようにするためです。
養生後、既存の塗膜を工具にて撤去していきました。
既存塗膜が残った状態で上から新しい塗床材を塗布すると、古い塗膜ごと剥がれてしまうからです。

写真のように電動工具も使って下地をキレイにしていきます。
ちなみに、この作業はケレン作業といいます。
新しい塗膜を長持ちさせるためにも、入念に撤去して破片を全て集め、処分しました。
下地調整後、清掃、中性洗剤を使用した脱脂を行いました。
脱脂をしなければ油汚れで塗床材が密着しないので徹底的に下地処理をしています。

こちらは目地切りという作業をしている際の写真です。
コンクリートやアスファルトなどの舗装材にあらかじめ溝を切り込む作業です。
今後、ひび割れが起こった場合に溝にそってひび割れが発生するよう誘導するためのものです。
これがあるのと無いのとで、万が一の被害の広がりが多きく変わります。

施工箇所の周りには緑色のテープで塗床材がはみ出ないよう養生をしました。
塗床材の密着性を高め、長持ちさせるためには、これだけ入念な下地処理が必要です。

使用した塗床材はレジモルハードUWという速乾性のウレタン系塗床材です。
耐熱性・耐水性・耐薬品性・耐衝撃性と、洗い場や厨房に適しています。
熱いお湯が流れるような場所に向いているモルタル工法立面仕上げで、膜厚は6.0mmです。
【完工】全部で6か所の排水溝を施工しました!

最後に養生をバラし、清掃をして完工です。
洗い場1か所、厨房5か所の合計6か所の排水溝を施工させていただきました。
時間は19時~23時の4時間です。
材料も臭気の少ない水性で、有害物質の飛散もないため、翌朝には業務を再開いただくことができました。
ご依頼いただき、まことにありがとうございました!
イマガワペイントは自社施工で質の高い施工をお値打ち価格で提供いたします。
ご相談やお見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください^^