施工前
折板屋根で塗膜が劣化し、防水性が低下していました。
触るとチョーキング現象も発生しています。
溝部分は特に錆びが発生していました。
施工後
遮熱塗料『アドマクールペイント』で塗装しました。
業種 | 化学工場 |
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建物種別 | 工場 |
工事内容 | 屋根塗装 |
岡山県岡山市の工場にて、屋根塗装を行いました!
【施工前の状態】
工場の屋根は折板屋根がよく使われています。
今回塗装させていただいた工場の屋根も折板(折半)屋根です。
折板屋根は厚み0.6~1.2mmの鋼板を波型に成型している屋根材で、折り曲げる事によって平面よりも耐力を向上させています。
施工前は折れ曲がっている溝部分に錆びが発生していました。
溝は形状の通り雨水が溜まりやすく、屋根材を保護している塗膜の劣化スピードが早いです。
塗膜が劣化すると防水効果や防錆び効果が低下してしまいます。
錆びは一度発生すると自然回復する事は決してありません。
穴が空けばそこからどんどん雨水が侵入してしまいます。
そうなれば更に劣化が進行して雨漏りが起こったり、大掛かりな工事が必要になる可能性が高まります。
その為、定期的に塗り替えて防水効果や防錆び効果を回復させましょう。
【施工内容】
下地処理では高圧洗浄やケレン作業をし、下地を調整しました。
高圧洗浄では屋根に付着している汚れなどの不純物を取り除き、屋根材と新しい塗料の密着力を高めます。
更にケレン作業では錆びや旧塗膜を削り、塗料の食いつきがよくなるよう調整しました。
この下地処理が、最後の仕上がりや塗膜の寿命に大きく左右します。
また、ボルトが露出していた為、錆びが心配でした。
その為、耐候性に優れ、錆びないボルトキャップを被せます。
これで雨漏りのリスクが低くなりました。
下地処理を終えたら塗装に入ります。
塗装は基本である下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りで仕上げました。
下塗りで下地と上塗り材との密着力を高めます。
中塗り・上塗りは基本的に同じ上塗り材を重ね塗りし、ムラなく均一な塗膜に仕上げます。
下塗り材には菊水化学工業の『キクスイ SPベストシーラー』を。
上塗り材には同じく菊水化学工業の遮熱塗料『アドマクールペイント』で塗装しています。
塗料には沢山の種類があり、その中でも遮熱塗料は特に人気です。
アドマクールペイントは光・熱・紫外線を効率良く遮断し、近赤外線を反射してくれます。
その為、屋根材が熱くなりにくく、更に室内に届く暑さも軽減してくれます。
折板屋根は特に夏は熱くなりやすいので、塗料で対策できるのはありがたいですよね。
カラーはホワイト・グレー・ブルー・ピンクがあり、調色も可能です。
今回は特に日射率の高いホワイトで塗装しました。
清潔感のある美し屋根に生まれ変わりました!
これでしばらく安心ですね。
遮熱塗料なので次の夏、楽しみにしていてください。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
当社ではこのように工場や倉庫などの塗装・防水工事を承っています。
塗膜の剥がれや錆び、雨漏りなどございましたら放っておかずに、お気軽にお問合せください。
親切、丁寧にご対応します(^^)/
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