産業用太陽光発電が「設置できない」のはなぜ? 岡山・広島の工場・倉庫オーナーが知っておくべき注意点と対策

産業用太陽光発電が「設置できない」のはなぜ? 岡山・広島の工場・倉庫オーナーが知っておくべき注意点と対策

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塗装専門店としての経験と知識を活かし、お客様の大切な建物を守ります。

「太陽光発電を入れたいと思っているのに、業者に断られた」

「見積りを取ったら思ったより難しい案件と言われた」

—そんなご相談が、岡山・広島エリアの工場・倉庫オーナー様から増えています。

産業用太陽光発電は、電気代の削減や売電収入など魅力的なメリットがある一方で、
実は「設置できないケース」や「設置しても損するケース」が少なくありません。

このコラムでは、屋根・建物の問題から法的規制、電力系統の問題まで、
設置できない代表的なケースをわかりやすく解説します。
さらに、「じゃあどうすれば設置できるの?」という解決策も合わせてご紹介しますので、
ぜひ最後までお読みください。

目次

そもそも産業用太陽光発電が「設置できない」とはどういうこと?

太陽光パネルを設置した工場

「設置できない」と「設置しても意味がない」は別物

まず整理しておきたいのが、「設置できない(物理的・法的に不可能)」「設置してもメリットが薄い(費用対効果が合わない)」は別の話だということです。

前者は、屋根の強度が足りない・アスベスト屋根材がある・法令上の制限がかかるなど、文字通り設置が不可能なケースです。
後者は、設置自体は可能でも投資回収に30年以上かかるなど、経済的に意味をなさないケースを指します。

どちらも「やめておいたほうがいい」という結論になることが多いですが、解決策はまったく異なります。
この記事では、両方のパターンをしっかり解説していきます。

岡山・広島エリアで増えているつまずきポイント

岡山・広島エリアには、高度経済成長期に建てられた古い工場・倉庫が多く残っています。
当時の建築基準で建てられた建物は、現代の太陽光パネルの重さに対応できていないことがあります。
また、沿岸部では潮風による金属部材の腐食が進んでいるケースも見られます。

地元密着で長年施工を手がけてきたイマガワペイントでも、「太陽光を検討したいのだが、まず屋根の状態を見てほしい」というご依頼が年々増えています。

【屋根・建物の問題】設置ができない代表的なケース

産業用太陽光発電が「設置できない」のはなぜ? 岡山・広島の工場・倉庫オーナーが知っておくべき注意点と対策

屋根の強度不足・老朽化が原因のケース

産業用太陽光パネルは、架台や配線を含めると相当な重量になります。
JPEA(太陽光発電協会)の目安では、4kW規模の屋根設置で架台等を含め400〜550kg程度とされており、単純換算すると100kW規模ではパネル・架台等を合わせて10t前後以上の荷重となる場合があります。
老朽化した屋根では、この荷重に構造的に耐えられないことがあります。

特に注意が必要なのは以下のようなケースです。

  • 建築後30年以上が経過し、屋根材や下地が劣化している
  • 錆・腐食・雨漏りがある折板屋根
  • 波型スレートに穴や割れが発生している
  • 屋根の骨組み(鉄骨・母屋)が細く、追加荷重に対応できない

このようなケースでは、太陽光パネルを設置する前に屋根の補修・補強が必要です。
場合によっては、カバー工法(既存屋根の上に新しい屋根材を被せる工法)や葺き替えが求められることもあります。

イマガワペイントでは、太陽光設置前の屋根診断も対応しています。
屋根の状態が心配な方は、まず屋根・外壁の無料診断からご相談ください。

アスベスト(石綿)含有屋根材がある場合

1970〜80年代に建てられた工場・倉庫の屋根材には、アスベスト(石綿)が含まれているケースがあります。
波型スレートを中心に使用されてきたアスベスト含有建材は、2006年に製造・輸入が全面禁止されましたが、既存建物には今も多く残っています。

アスベスト含有屋根にパネルを設置する場合、施工時に屋根材が破損してアスベスト繊維が飛散するリスクがあります。
このため、対応できる業者が限られており、処理費用も高くなりがちです。

「自分の工場の屋根にアスベストが含まれているかわからない」という方は、専門家による調査が必要です。
アスベスト屋根の見分け方についてはアスベスト含有屋根材の見分け方と最適な解決方法ご参考ください。

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環境省|アスベスト問題について

屋根の形状・勾配・面積が設置要件を満たさない場合

太陽光パネルを効率よく発電させるためには、ある程度の面積と適切な勾配・方角が必要です。
以下のような屋根では、設置が難しいか、発電効率が著しく低下することがあります。

  • 陸屋根(フラット屋根)で防水層の上に架台を設置できない
  • 北向き・急勾配すぎる屋根
  • 屋根面積が小さく、採算の取れる容量が確保できない
  • 天窓・換気扇・ルーフファンなどの障害物が多い

ただし、架台の角度を調整するなどの工夫で対応できるケースもあります。
諦める前に、専門業者に相談することをおすすめします。

築年数の古いスレート・折板屋根に多い注意点

岡山・広島エリアに多い折板屋根(コの字型に折り曲げた金属屋根)やスレート屋根は、太陽光パネルの設置に使われることが多い屋根材です。
しかし古くなると、「ボルト固定時に穴が開きやすい」「錆で強度が落ちている」「接続部から雨漏りが生じやすい」などの問題が生じます。

特に折板屋根は、施工前に屋根の状態確認と必要に応じた塗装・補修が必須です。
屋根塗装と太陽光パネルの設置を同時に行うことで、コストを大幅に抑えられるケースもあります。
詳しくは屋根塗装と太陽光設置はどっちが先?をご覧ください。

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【法的・行政的な問題】設置できないケース

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建ぺい率・容積率・高さ制限に関わる注意点

産業用太陽光発電の設備は、建築基準法における「建築物」または「工作物」に該当する場合があります。
特に地上設置型の場合は、用途地域ごとの建ぺい率や容積率の制限を受けることがあります。
屋根設置型でも、パネルが屋根面から一定以上突き出る場合は高さ制限に引っかかることがあります。

必ず事前に所在地の市区町村の建築指導課や農業委員会に確認するようにしましょう。

農地転用・農業振興地域に該当する土地の場合

農地(田・畑)への太陽光発電設置は原則として農地転用が必要であり、農業振興地域の農用地(青地)については転用が認められないケースが多くあります。
岡山・広島の中山間地域には農用地が多く、「空き地があるから設置したい」と思っても、法律上設置できない場合があります。

工場・倉庫の屋根への設置(屋根設置型)であれば農地転用は不要ですが、駐車場や構内の空き地への地上設置を検討している場合は注意が必要です。

防火地域・準防火地域での注意点

防火地域・準防火地域に指定されたエリアでは、太陽光パネルの設置に際して防火性能の確認が必要になる場合があります。
また、建物の改修・増築を伴う場合は、確認申請が必要になるケースもあります。

FIT認定が取得できない・取り消されるケース

固定価格買取制度(FIT)の認定を受けるためには、さまざまな要件を満たす必要があります。
特に以下のようなケースでは認定が取れない、または取り消されることがあります。

  • 系統連系の確約が取れていない
  • 適切な標識・フェンスが設置されていない
  • 認定から一定期間内に運転開始できなかった
  • 太陽光パネルの変更・廃棄が適切に報告されていない

FIT制度の詳細や2025年以降の変更点については2025年最新!太陽光発電の固定価格買取制度(FIT・FIP)とは?で詳しく解説しています。

経済産業省|FIT/FIP制度

【電力系統・設備の問題】設置できないケース

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系統連系できない(電力会社の受け入れ容量不足)

太陽光発電で発電した電気を電力会社の系統(電力網)に流すためには「系統連系」の許可が必要です。
しかし、地域の変電所やトランスの容量が満杯の場合、連系を断られるケースがあります。
これを「系統連系問題」といい、特に農村部や工業団地が集中するエリアでは珍しくありません。

近年は「自家消費型」(発電した電力を自分の施設で主に使い、逆潮流を抑える設計にするシステム)が増えています。
この方式は売電型に比べて系統容量制約の影響を受けにくい場合がありますが、完全自家消費型でも電力会社への系統連系申込みや接続検討が必要になるケースがある点はご注意ください。
蓄電池と組み合わせることで、夜間の電力もまかなえます。
詳細は自家消費型太陽光発電+蓄電池で電気代を大幅削減する方法をご参照ください。

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既存の電気設備が老朽化・容量不足の場合

工場内の受変電設備(キュービクル)が古い・容量が足りないと、太陽光発電を設置しても電気系統との接続ができないことがあります。
受変電設備の更新が必要になる場合は、その費用も見込んだうえで費用対効果を計算しなければなりません。

自家消費型と売電型で変わる設備要件

「全量売電型」「余剰売電型」「自家消費型」では、必要な設備や手続きが大きく異なります。
売電型は系統連系が必須ですが、自家消費型は不要です。
ただし自家消費型は蓄電池のコストが上乗せになります。
自社の電気使用量やピーク時間帯に合わせた最適なシステム設計が重要です。

導入を検討している方は、まず産業用太陽光発電の導入検討ポイントで基礎知識を確認されることをおすすめします。

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【事業計画上の問題】設置しても「損」するケース

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投資回収年数が長くなりすぎるケース

産業用太陽光発電の初期費用は、100kWシステムで1,500万〜2,500万円程度が目安です(設備・工事込み)。
ただし、屋根設置か地上設置か、高圧連系の要否、キュービクル改修の有無、屋根補修の必要性などによって大きく変わります。
これを電気代の削減分や売電収入でペイするのが一般的ですが、各種付帯工事費が重なると、投資回収年数が20年以上になるケースもあります。

「太陽光は得」という固定観念にとらわれず、しっかりとした収益シミュレーションを行うことが不可欠です。

補助金・税制優遇が活用できないケース

産業用太陽光発電には、国や地方自治体の補助金・税制優遇(中小企業経営強化税制など)が用意されていますが、申請時期や要件を満たさないと活用できません。
また補助金の予算には上限があり、先着順のケースも多いため、早めの情報収集が重要です。

中小企業向けの税制優遇については中小企業経営強化税制を活用した太陽光発電導入もあわせてご覧ください。

岡山県|中小企業省エネ設備更新支援補助金(2026年)

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メンテナンスコストを見落としているケース

太陽光発電設備は、規模に応じて法令上の保安管理が求められます。
50kW以上の高圧設備では電気主任技術者の選任や保安規程に基づく保守点検が必要であり、受変電設備・パネル・パワコンについてより短い周期での点検が求められる運用が一般的です。
「設置するだけで終わり」ではなく、ランニングコストも含めた長期的な事業計画が必要です。
メンテナンスについては産業用太陽光発電のメンテナンスの重要性と基本で詳しく解説しています。

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「設置できない」を解決するためにイマガワペイントができること

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屋根の診断・補強・塗装で設置条件を整える

「屋根が古くて太陽光を設置できないと言われた」という方に、イマガワペイントは屋根の現状診断から補修・塗装まで、ワンストップで対応しています。

屋根塗装によって防水性・耐久性を回復させ、太陽光パネルを載せられる状態に整えることが可能です。
岡山・広島の気候(夏の強い日差しや台風、沿岸部の潮風)に合わせた適切な塗料選びも、地元密着の当社だからこそできる強みです。

屋根・外壁の無料診断を活用して、まずはお気軽に現状をご確認ください。

屋根塗装と太陽光発電の同時施工でコストを最小化

屋根塗装と太陽光パネルの設置を別々のタイミングで行うと、足場代が2回かかります。
同時に行えば足場代が1回で済むため、総コストを大幅に削減できます。

イマガワペイントは完全自社施工のため、下請け業者への中間マージンが発生しません。
適正な費用で、品質の高い施工をご提供します。
費用の目安については「施工にかかる費用について」でご確認いただけます。

岡山・広島の地元業者だからできる総合サポート

太陽光発電の導入を検討される際、屋根の状態・電気設備の状態・法令確認・補助金申請など、多くのステップをクリアする必要があります。

イマガワペイントは、地元・岡山広島に密着した業者として、これらの各ステップでご相談に乗り、必要に応じて専門家をご紹介するなど、総合的にサポートします。
イマガワペイントが選ばれる理由もぜひご覧ください。

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産業用太陽光発電の設置には、思った以上に多くの確認事項があります。
「設置できるかどうか」を自己判断するのは難しく、また「大丈夫だろう」と思って進めると後から大きな問題が発覚することもあります。

イマガワペイントでは、太陽光発電の設置前に
屋根・建物の状態を丁寧に確認し、
「設置できるかどうか」
「設置するなら何を先にすべきか」を
正直にアドバイスします。
「業者に断られた」「他社に相談したが
要領を得なかった」という方も、
ぜひ一度ご相談ください。

まずは無料の屋根・外壁診断か、
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地元のプロとして誠実にお答えします。

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