広島県・岡山県の 倉庫・工場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、雨漏り修理は
工場塗装のイマガワペイント にお任せください!
塗装専門店としての経験と知識を活かし、お客様の大切な建物を守ります。
今回は 「【岡山・広島】海沿いの工場・倉庫こそ要注意!重塩害対策塗装の仕様と施工ポイント」 を詳しく解説いたします。
「サビが早い」「塗装がすぐ剥がれる」—海沿いの工場オーナーが感じるあの悩みの正体

「うちの倉庫、塗装してからまだ数年しか経っていないのに、もう錆びてきた……」
そんなお悩みを抱えている工場・倉庫のオーナーさんから、私たちのもとにはよくこういったご相談が届きます。
特に、海沿いや港の近くに建物がある場合、この悩みはとても多いんです。
その原因のほとんどは、「塩害」にあります。

塩害とは何か—潮風がもたらす「見えない腐食」のメカニズム
塩害とは、海から運ばれてくる塩分(塩化物イオン)が建物の外壁や屋根に付着し、金属部分を腐食させたり、塗膜を内側から破壊したりする現象です。
潮風は目に見えません。でも、毎日毎日、じわじわと建物に塩分を浴びせ続けています。
塩分が塗膜の微細なすき間に入り込み、水分と結びつくことで、金属が酸化(=錆び)していきます。
一度錆びが始まると、塗膜の下でどんどん広がっていくのが塩害の怖いところです。
表面からは「ちょっと色あせてきたかな」程度にしか見えなくても、内部では深刻な腐食が進んでいるケースは少なくありません。
通常の塗装では太刀打ちできない理由
「先日塗り替えたばかりなのに、もう剥がれてきた」というご相談の多くが、塩害エリアに対応していない通常の塗装仕様で施工されてしまったケースです。
一般的な住宅向けの塗料は、塩分に対する耐性がそれほど高くありません。
塩害地域では、塗膜の密着性・耐水性・防錆性をより高いレベルで確保できる「塩害対応仕様」の塗料と工程が必要になります。
仕様が合っていなければ、どれだけ丁寧に塗っても、数年で同じ悩みが繰り返されてしまいます。
岡山・広島の沿岸エリアが特にリスクが高い理由
岡山・広島エリアには、工場や倉庫が集中する沿岸地帯が多くあります。
水島コンビナート(倉敷市)、福山港周辺、尾道・三原の臨海工業地帯—こういったエリアは、海からの距離が近く、年間を通じて潮風にさらされる環境です。
さらに、瀬戸内海は「温暖で穏やか」なイメージがありますが、実は夏場の高温多湿と冬場の塩風が組み合わさることで、金属の腐食が加速しやすい気候でもあります。
「瀬戸内だから大丈夫」と思っていると、気づかないうちに建物のダメージが進んでいることがあるので注意が必要です。
塩害の「軽塩害」と「重塩害」はどう違う?—あなたの工場はどちら?

塩害には、程度によって「軽塩害」と「重塩害」があります。
この違いを知っておくことが、正しい塗装仕様を選ぶうえでとても重要です。
海岸からの距離で変わる塩害レベルの目安
塗料メーカーや業界の基準では、おおむね次のように分類されています。
| 重塩害エリア | 海岸線から約500m以内 |
| 塩害エリア | 海岸線から約500m〜2km程度 |
| 軽塩害エリア | 海岸線から約2km〜5km程度 |
ただし、これはあくまで目安です。
地形・風向き・周辺の建物の配置によって、同じ距離でも塩害の影響度は大きく変わります。
港に面した立地や、遮るものがない平坦な土地に建つ工場・倉庫は、距離だけで判断しないほうが安全です。
重塩害エリアの定義と判定方法
塗料メーカー各社は、JIS規格(JIS K 5600)や自社基準に基づき、塩害レベルに応じた推奨塗装仕様を設けています。
重塩害対応製品は、通常品よりも耐塩水性・耐湿性のテストをクリアしたものに限られます。
業者に見積もりを依頼する際は、「この建物は重塩害仕様で提案してほしい」と明示することをおすすめします。
仕様が曖昧なまま進めると、後になって「実は塩害非対応の塗料だった」というトラブルにもなりかねません。
自分でできる簡易チェック—劣化サインの見分け方
専門家に診てもらう前に、自分でできる確認ポイントがあります。
- 鉄骨・サッシ・雨樋の接合部に赤錆が出ていないか
- 外壁や屋根の塗膜がぷくっと膨らんでいる箇所(ふくれ)がないか
- 塗膜が粉っぽくなってこすれる(チョーキング現象)状態ではないか
- 屋根の谷部や重なり部分にサビ汁の流れた跡がついていないか
これらが見られる場合は、早めに専門家による現地診断をおすすめします。
特にふくれは、塗膜の下で錆びや腐食が進んでいるサインである可能性が高いです。
重塩害対策塗装の「仕様」とは—プロが選ぶ塗料・工程・膜厚の話

では、実際にどんな仕様で塗装すればいいのか。
ここが、この記事の核心部分です。
重塩害に対応できる塗料の種類
重塩害エリアで使用すべき塗料は、耐候性・耐塩水性・防錆性が通常品よりも高いものに限られます。
代表的なものとして、以下のような種類があります。
- フッ素樹脂塗料
耐候性が非常に高く、長期間にわたって塗膜の性能を維持できる。
重塩害仕様の上塗り材として広く採用されている。 - 無機系塗料
塗膜が硬く、汚れや塩分が付着しにくい。
耐用年数が長い点が特徴。 - 変性エポキシ系下塗り材
金属への密着性と防錆性が高く、重塩害エリアの下塗りとして定番。
塗膜のベースをしっかり作る重要な役割を持つ。
塗料選びは「上塗りだけ良いものを使えばいい」というものではありません。
下塗り・中塗り・上塗りのすべてが塩害仕様で揃って、初めて本来の効果を発揮します。
下塗り〜中塗り〜上塗りの3工程が特に重要な理由
塗装は「重ね塗り」の積み重ねです。
重塩害エリアでは、この工程を省略することは絶対に避けなければなりません。
- 下塗り(プライマー)
金属面に直接塗り、密着性と防錆性を確保する。
ここを手抜きすると、上からどれだけいい塗料を塗っても剥がれの原因になる。 - 中塗り
下塗りと上塗りの「つなぎ」となる層。
塗膜全体の厚みを確保し、耐久性を高める。 - 上塗り
外部からの塩分・紫外線・雨水を直接受け止める最終防衛ライン。
耐候性の高いフッ素や無機系を採用する。

「膜厚管理」が命—薄塗りが招く早期剥離の実例
重塩害塗装において、塗膜の「厚さ」は非常に重要です。
たとえば、規定膜厚が120μm(マイクロメートル)のところを80μmで仕上げてしまうと、塩分が浸透しやすくなり、期待した耐久年数に遠く及ばない結果になります。
私たちが施工する際は、膜厚計を使って各工程ごとに膜厚を確認しています。
「何回塗ったか」ではなく「何μm確保できたか」で品質を担保する—これが、プロの施工管理のあり方です。
屋根・外壁・付帯部それぞれの対策仕様
工場・倉庫の建物は、部位によって受けるダメージの種類が異なります。
- 屋根(折板屋根など)
紫外線と雨水を最も受ける部位。
塗装前の高圧洗浄・ケレン(錆落とし)・下地処理が仕上がりの寿命を左右する。
屋根は「下地次第」と言っても過言ではありません。 - 外壁
塩分と汚れが堆積しやすい。
チョーキングが発生している場合は、旧塗膜の除去から始める必要がある。 - 付帯部(サッシ・雨樋・鉄骨露出部)
細部ほど腐食が進みやすい。
変性エポキシ系の下塗りを丁寧に施すことが長持ちのカギ。
屋根については、特に注意が必要です。
塗装前の屋根点検をきちんと実施し、サビや腐食の進行度・板金の浮きや穴あきがないかを確認してから施工に入ることが、長期的な品質を守るうえで欠かせません。
私たちが自社施工にこだわる理由のひとつも、「点検から施工まで同じ目で見届けられるから」です。


「安い塗装」が結果的に高くつく—重塩害エリアでよくある失敗事例

塩害非対応の塗料を使って3年で再塗装になった
例えば、数年前に別の業者で塗り替えをされたそうですが、「安くやってもらった」とのことで、見積もりには塗料の種類が明記されていなかった場合。
施工から3年も経たないうちに、屋根の棟部分から錆びが広がり始め、外壁にも塗膜のふくれが複数発生。
現地を確認したところ、塩害非対応の一般塗料が使われており、下塗りも簡略化されていたことが判明しました。
結果的に、短期間での再塗装を余儀なくされ、当初より高いコストがかかってしまいます。
下地処理を省略して膜が浮いた倉庫
他にも、臨海部にある倉庫で、施工後1年半で広範囲にわたる塗膜の剥離が発生する場合もあります。
原因は、旧塗膜の除去と錆落とし(ケレン作業)が不十分だったから。
新しい塗料をそのまま塗っても、下地が不安定では長持ちしません。
下地処理は地味な工程ですが、仕上がりの寿命を決定づける最重要工程です。
「きれいに塗れているように見える」だけでは、本当の品質は担保されていないんです。
複数社相見積もりで「塩害仕様かどうか」を見分けるチェックポイント
業者を比較するとき、金額だけで判断するのは危険です。
以下の点を必ず確認してください。
- 見積書に塗料名・品番・メーカー名が明記されているか
- 重塩害対応品と記載があるか、またはメーカーサイトで確認できるか
- 下塗り・中塗り・上塗りの工程数と膜厚が明示されているか
- 高圧洗浄・ケレン・下地処理の作業内容が含まれているか
これらが曖昧な見積もりは、要注意です。
塗装の「もち」を決めるのは施工後のメンテナンス—定期点検の重要性

重塩害対策塗装を施したからといって、「あとは何もしなくていい」わけではありません。
定期的なメンテナンスが、建物の寿命を大きく左右します。
重塩害エリアの推奨メンテナンスサイクル
一般的な塗装の耐用年数が10〜15年とすれば、重塩害エリアではそれよりも短いサイクルでの点検・補修が推奨されます。
目安としては、施工後3〜5年ごとの定期点検、そして状態に応じた部分補修を組み合わせるのが理想的です。
点検で見るべきポイント
- 鉄部・ボルト周辺の錆びの発生
- 塗膜のふくれ・割れ・剥がれ
- コーキング(目地材)のひび割れや剥離
- 雨樋・笠木などの付帯部の状態
これらを早期に発見できれば、部分補修で対応できます。
放置すると、鉄骨の腐食が進んで大規模な補修・改修が必要になります。
地元業者だからできる「すぐに動ける」フォロー体制
「点検してほしいけど、遠くの業者に頼みにくい」—そんな声をよくいただきます。
私たちは岡山・広島を拠点とする地元密着の塗装専門店です。
「ちょっと気になる箇所がある」というご連絡にも、迅速に対応できます。
施工後のフォローまで自社で完結できるのは、地元業者ならではの強みです。
費用の目安と工期—岡山・広島での重塩害対策塗装、いくらかかる?

「実際いくらかかるの?」は、多くのオーナー様が最も気になる部分ですよね。
正直にお伝えします。
面積・建物タイプ別のおおよその費用感
重塩害対策仕様の塗装は、一般仕様と比べて塗料コストが1.2〜1.5倍程度になることが多いです。
ただし、それは「耐久性への投資」です。
目安として、延床面積500〜1,000㎡程度の中規模倉庫の外壁・屋根塗装では、仕様・劣化状況・足場の要否によって変わりますが、おおよそ150〜350万円前後が相場感です(あくまで参考値。現地調査なしでの確定はできません)。
工期は規模にもよりますが、一般的に2〜4週間程度が目安です。
「仕様書」で見積もりを比較する方法
費用の比較は「金額だけ」ではなく、仕様が揃っているかどうかを前提に行うことが大切です。
同じ「外壁・屋根塗装一式」でも、塗料の種類・工程数・膜厚が違えば、まったく異なる品質になります。
複数社から見積もりを取る場合は、「重塩害仕様で統一して提案してほしい」と条件をそろえることで、正しい比較ができます。
補助金・助成金との組み合わせで費用を抑える選択肢
省エネ改修や断熱・遮熱塗装との組み合わせによっては、国や自治体の補助金が活用できるケースもあります。
詳しくはご相談の際にお伝えしますが、「費用が心配」という方こそ、まず一度ご相談いただくことをおすすめします。

今すぐ動くべき理由—塩害は「待てば待つほど」修繕費が膨らむ

「もう少し様子を見てから……」という判断が、最も高くつくことがあります。
放置した場合の進行シミュレーション
- 1年後
塗膜のふくれ・チョーキングが目立ち始める。
この段階なら塗り替えで対応可能。 - 3年後
鉄骨部分に錆びが回り始め、部分補修では追いつかなくなる。
塗装費用が1.5〜2倍に。 - 5年後以降
鉄骨の腐食が構造にまで影響し、大規模改修が必要になるケースも。
塗装では対処できない段階になると、修繕費が数倍以上に膨らむことがある。
塗装は「見た目を整えるもの」ではなく、「建物を守る防護膜」です。
早めに手を打つほど、結果的にコストは安く抑えられます。
イマガワペイントが選ばれる理由—完全自社施工×地元密着×重塩害の実績
私たちが他社と違う点を、改めてお伝えします。
- 完全自社施工
下請けを使わないため、現場の品質管理を一貫して自社で行います。
「誰が塗ったかわからない」という不安がありません。 - 地元密着
岡山・広島の沿岸部の気候・風土を熟知しており、エリアごとのリスクに合わせた提案ができます。
施工後のフォローもスピーディーです。 - 屋根点検からスタートする施工プロセス
塗装の前に必ず屋根・外壁の現状を詳しく確認します。
「塗れればいい」ではなく、「長持ちさせるために何が必要か」を一緒に考えます。
まずは無料現地診断から—岡山・広島の工場・倉庫オーナー様へ
「うちの建物、重塩害エリアに入るのかな?」「今の塗装、あと何年もつだろう?」—そんな疑問があれば、ぜひ一度、現地診断にお声がけください。

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