広島県・岡山県の 倉庫・工場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、雨漏り修理は
工場塗装のイマガワペイント にお任せください!
塗装専門店としての経験と知識を活かし、お客様の大切な建物を守ります。
今回は 「【広島・岡山の工場・倉庫】 コンクリート床のひび割れ、放置は危険信号です」 を詳しく解説いたします。
広島県や岡山県で倉庫や工場、プラントを運営されている皆様、こんにちは!
私たちは、地域に密着し、倉庫・工場の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、そして床の塗装(塗床)まで、
建物の資産価値を守るための専門工事を手掛けるイマガワペイントです。
日々の業務の中で、ふと工場のコンクリート床に細い線、
つまり「ひび割れ(クラック)」が入っているのを見つけたことはありませんか?
「これくらいなら大丈夫だろう」と、つい見過ごしてしまいがちですが、実はその小さなひび割れが、
将来的に大きなトラブルや思わぬコスト増につながる危険なサインである可能性があります。
そこで今回は、なぜ倉庫や工場のコンクリート床にひび割れが発生するのか、
その原因から放置するリスク、そして私たち塗装のプロが推奨する補修・予防策まで、詳しく解説していきます。
なぜ?倉庫・工場の生命線であるコンクリート床がひび割れる主な原因

毎日、重量がある大型機械やフォークリフトが行き交い、多くのスタッフが作業を行う現場で、コンクリート床は絶えず大きな負荷を受けています。
一見非常に頑丈で、長期間にわたり安心して使用できるように思えますが、実際には床材としてのコンクリートには多くのストレスが蓄積されていきます。
こうした過酷な環境下では、さまざまな原因が複雑に絡み合い、徐々にひび割れが発生するリスクが高まります。
コンクリート床の安全性と耐久性を確保するためには、ひび割れの発生メカニズムを正しく理解し、日常点検や適切なメンテナンスを行うことが重要です。
まずは、コンクリート床にひび割れが生じる主な原因について、順を追って詳しく解説していきましょう。
乾燥や温度変化による収縮

コンクリートは、セメントと水が化学反応(水和反応)を起こして硬化し、堅牢な床材となります。
しかし、その硬化の過程で内部に含まれていた水分が徐々に蒸発していくと、
体積がわずかに収縮する「乾燥収縮」と呼ばれる現象が必ず発生します。
コンクリートは一見すると強固ですが、この収縮によって見えない応力が内部に生じ、
やがてその力に耐えきれなくなった場合、表面に細かなひび割れが現れることになります。
また、コンクリートは周囲の温度変化にとても敏感です
夏場になると強い日差しの影響で表面温度が急上昇し、膨張する傾向があります。
一方、冬場や夜間には冷え込むことで収縮し、昼夜や季節ごとの温度差が繰り返されることで、
コンクリート内部に伸縮の力が蓄積されていきます。
このような温度変化による膨張と収縮が何度も繰り返されることで、微細なひび割れが徐々に広がり、
場合によっては目視できるほど大きくなることもあります。
乾燥収縮や温度変化によるコンクリートのひび割れは、
そのままにすると水や油、薬品などが床内部に浸透しやすくなり、
さらなる劣化や構造的な弱体化につながる恐れがあります。
日常の点検や早期の対策によって、これらの現象を防ぐことが、
倉庫や工場の安全性と長期的な耐久性を維持する上で非常に重要です。
重量物による過度な負荷(過負荷)

倉庫や工場では、設計時に想定された以上の重さの機械や設備を新たに導入したり、
季節やイベントによって在庫商品が短期間に集中して一箇所で保管されるケースも少なくありません。
このような「過負荷」状態が続くと、本来コンクリート床が設計された耐荷重を大きく上回る圧力が加わり、
床面に微細な亀裂や、さらには目で見て分かるほどのひび割れ、あるいは局所的なたわみが生じる危険性があります。
また、フォークリフトや大型運搬車による頻繁な走行、急発進や急停止、
さらには重量物の落下などが繰り返されることで、コンクリート床には強い衝撃や摩耗が蓄積されていきます。
日々の業務の中で気づきにくい小さなダメージも、長期的には床全体の耐久性を著しく低下させ、
結果として安全性の確保や機器の保護に大きな影響を及ぼします。
地盤沈下による圧力

建物が建っている地面は、必ずしも常に一定の状態を保っているわけではありません。
周辺で大規模な工事が行われる場合や地震などで地盤が動くことがあり、
これが建物の基礎に影響を及ぼします。
また、地下水位の変動や、長年にわたり地面の圧力が変化することも、地盤沈下の原因となります。
その結果として、床がわずかに傾いたり、局所的に沈んだりすることで、
コンクリートの一部に不均一な力が加わることがあります。
こうした力が継続的に作用すると、コンクリート内部にストレスが蓄積され、
目に見えるひび割れへと発展することも少なくありません。
さらに、このような地盤の変化は、築年数の浅い比較的新しい建物でも発生する可能性があり、
油断できない問題です。
建物の安全性や長期的な耐久性を確保するためには、地盤の安定性に注目し、
定期的な検査や必要な補強対策を講じることが重要です。
経年劣化や施工時の要因

コンクリートも、年月を重ねるごとに、目に見えない部分からじわじわと劣化が進行していきます。
特に、温度変化や湿度の影響、さらには日常的な荷重や振動などが積み重なることで、
コンクリート内部の微細な亀裂が拡大しやすくなります。
雨水や化学薬品などが表面から徐々に浸透すると、内部の鉄筋にまで影響が及びます。
鉄筋が錆びて膨張することで、コンクリートの内側から圧力がかかり、
「爆裂」と呼ばれる現象が発生し、コンクリートが剥がれ落ちる危険性も高まります。
さらに、施工時に十分なコンクリートの厚みが確保されていなかったり、配合や養生の管理が不十分だった場合には、
年月の経過とともにひび割れや剥離といった劣化症状が現れることも少なくありません。
こうした経年劣化や施工不良は、表面上は小さな傷や異変に見えても、内部では重大な構造的弱点となっている場合があります。
日常的な点検や専門家による診断を行い、早期に異常を発見し対策を講じることが、建物全体の安全性や長寿命化につながります。
そのひび割れ、放置は禁物!コンクリート床の劣化が招く深刻なリスク

「たかがひび割れ」と侮ってはいけません。
小さなひび割れを放置することは、様々なリスクの連鎖を引き起こす可能性があります。
従業員の安全を脅かす「労災リスク」

床のひび割れが進行すると、次第に小さな段差や凹みが床面に現れるようになります。
このようなわずかな変化も、作業員がつまずいて転倒する大きな原因となり、
転倒による打撲や骨折、時には長期の休業を余儀なくされるような重傷事故につながることもあります。
また、フォークリフトや台車などの作業車両が段差やひび割れに引っかかることで、荷物のバランスを崩しやすくなり、
荷崩れによる製品の破損や、場合によっては車両の転倒などの重大な事故を誘発する危険性も高まります。
このような事故が発生すると、現場の作業効率が大幅に低下するだけでなく、
従業員や企業への大きな損失につながりかねません。
安全な作業環境を維持することは、企業にとって最優先されるべき重要な責任です。
建物の寿命を縮める「構造的な劣化」

ひび割れは、水や油、化学薬品などさまざまな液体がコンクリート内部に浸入するきっかけとなります。
特に雨水や結露による水分が、微細なひび割れから床内部へじわじわと染み込んでいきます。
コンクリートの中に埋め込まれている鉄筋まで水分が到達すると、そこから錆が発生します。
この鉄筋の錆びは、単なる変色では済まず、金属が膨張することで内側からコンクリートを押し広げ、
ひび割れや剥離をさらに悪化させてしまいます。
その結果、床の強度が著しく低下し、日常的な荷重や振動でも損傷が進みやすくなります。
さらに被害が拡大すると、床だけでなく建物全体の構造にも悪影響を与えることになりかねません。
大規模な修繕や補強工事が必要になるケースもあり、修繕費用や工事期間も増大してしまいます。
このように、ひび割れを放置することで建物の寿命そのものを大きく縮めてしまうリスクが高まるのです。
製品の品質低下や作業効率の悪化

床に凹凸や段差があると、精密機械の水平が保てなくなり、製品の品質に影響を及ぼす可能性があります。
このような床の不均一さは、微細な調整が求められる工程においてミスを誘発しやすくなり、
結果的に不良品の発生率が高まる原因となります。
また、フォークリフトや台車のスムーズな走行が妨げられることで、運搬作業に時間がかかり、
生産性や作業効率の低下につながります。
床のひび割れや損傷が拡大すると、従業員がつまずいたり転倒したりするリスクも上昇し、
現場の安全確保にも大きな課題が生じます。
さらに、ひび割れ部分から発生するコンクリートの粉塵は、製品表面に付着して商品価値を損なったり、
空気中に舞うことで従業員の健康に悪影響を与えたりする懸念もあります。
粉塵の蓄積は、設備機器の故障やメンテナンスコストの増加にもつながり、
長期的に見ると事業運営全体にさまざまな悪影響を及ぼします。
プロが教える!コンクリート床のひび割れ補修と効果的な予防策

ひび割れを発見したら、できるだけ早い段階で適切な対処をすることが重要です。
補修方法にはいくつか種類がありますが、ここでは代表的なものと、私たち塗装専門家が推奨する「塗床」による解決策をご紹介します。
ひび割れの進行度合いに応じた補修方法

ひび割れの補修は、その幅や深さによって方法が異なります。
髪の毛のような細い「ヘアクラック」であれば、DIY用の補修材で一時的に埋めることも可能です。
しかし、幅が0.3mmを超えるようなひび割れや、構造に関わる可能性のある「構造クラック」の場合は、専門業者による診断と適切な工法が不可欠です。
代表的な工法には、ひび割れにエポキシ樹脂などを注入して一体化させる「注入工法」や、ひび割れ部分をU字型にカットしてシーリング材や樹脂モルタルを埋める「充填工法」などがあります。
最善の策は「保護塗装(塗床)」による機能性向上

私たちイマガワペイントが、倉庫や工場の床のメンテナンスにおいて最も推奨しているのが、
床専用の塗料で表面をコーティングする「塗床(ぬりゆか)工事」です。
塗床工事は、単にひび割れを補修するだけでなく、コンクリート床そのものの性能を格段に向上させます。
具体的には、以下のような多くのメリットがあります。
- 保護性能の向上
塗膜がコンクリート表面を覆うことで、水や油、薬品の侵入を防ぎ、劣化の進行を抑制します。 - 強度の向上
耐摩耗性に優れた塗料を選ぶことで、フォークリフトの走行などによる削れや摩耗から床を守ります。 - 安全性の確保
防滑性の塗料を使用すれば、水や油で濡れた床でも滑りにくくなり、転倒事故のリスクを低減できます。 - 衛生環境の改善
防塵効果のある塗料は、コンクリートから発生する粉塵を抑え、クリーンな環境を維持します。
ホコリを嫌う精密機械工場や食品工場などには特に有効です。 - 作業効率の向上と美観
床面を平滑に仕上げることで、台車などがスムーズに移動でき、作業効率が上がります。
また、カラーリングによって区画分け(ゾーニング)を行えば、動線が明確になり、安全管理にも貢献します。
このように、塗床工事は、ひび割れの補修という対症療法に留まらず、床の耐久性を高め、
より安全で効率的な作業環境を創出する、非常に費用対効果の高い投資と言えるのです。
広島・岡山で倉庫の床塗装・補修ならイマガワペイントにお任せください!

コンクリート床のひび割れは、決して軽視できない問題です。
早期発見と適切な対策が、皆様の大切な資産である建物を守り、安全な職場環境を維持するための鍵となります。
私たちイマガワペイントは、広島県・岡山県エリアを中心に、数多くの倉庫・工場・プラントの塗装工事を手掛けてまいりました。
豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、現地調査を徹底的に行い、床の状態や使用状況、お客様のご要望を細かくヒアリングした上で、最適な塗料と工法をご提案いたします。
「うちの工場の床、一度見てもらえないか?」
「塗装でどれくらい費用がかかるのか、まずは見積りだけ欲しい」
どんな些細なご相談でも構いません。
床のひび割れだけでなく、外壁の劣化や屋根の雨漏りなど、建物に関するお悩みがあれば、ぜひ一度、私たちイマガワペイントまでお気軽にお問い合わせください。
お客様の事業の成功を、建物のメンテナンスという側面から全力でサポートいたします。

イマガワペイントでは、
屋根塗装、外壁塗装を承ります。
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