広島県・岡山県の 倉庫・工場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、雨漏り修理は
工場塗装のイマガワペイント にお任せください!
塗装専門店としての経験と知識を活かし、お客様の大切な建物を守ります。
今回は 「【広島・岡山 工場経営者様必見】陸屋根の雨漏りは経営リスク!資産価値と事業を守るためのプロによる徹底解説」 を詳しく解説いたします。
広島県・岡山県で工場や倉庫、プラントを運営されている経営者の皆様、日々の業務に追われる中で、自社の建物の「屋根」の状態を最後に確認されたのはいつでしょうか。
「事業は順調、設備も問題ない」と思っていても、もし屋根に静かなる時限爆弾が仕掛けられていたら…?
実は、多くの工場や倉庫で採用されている「陸屋根(ろくやね・りくやね)」は、メンテナンスを怠ることで、
雨漏りを引き起こし、生産ラインの停止、製品の汚損、最悪の場合、漏電による火災など、
事業の根幹を揺るがす深刻な事態に直結する大きな経営リスクをはらんでいます。
近年、広島・岡山エリアでも、これまでに経験したことのないような局地的な豪雨や大型台風が頻発しています。
このような気候変動は、建物の老朽化と相まって、雨漏りのリスクを飛躍的に高めています。
大切なのは、問題が発生してから対処する「事後保全」ではなく、問題を未然に防ぐ「予防保全」の考え方です。
これは、企業のBCP(事業継続計画)の観点からも極めて重要と言えるでしょう。
そこで本稿では、広島・岡山エリアで長年にわたり工場・倉庫の塗装・防水工事を手掛けてきた私たちイマガワペイントが、
陸屋根が持つメリットと、見過ごされがちなデメリット、そして事業と資産を守るための具体的なメンテナンス方法について、専門家の視点から徹底的に解説いたします。
この記事を読み終える頃には、屋根メンテナンスが単なるコストではなく、未来への賢明な「投資」であることがご理解いただけるはずです。
そもそも陸屋根とは?工場・倉庫建築のスタンダード

まず、「陸屋根」とは何かを改めて確認しましょう。
陸屋根とは、一般的な住宅に見られるような傾斜のある「三角屋根」などとは異なり、
勾配がほとんどない、あるいは全くない平らな(フラットな)屋根のことを指します。
その見た目から「平屋根(ひらやね)」とも呼ばれ、特に鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)の大規模な建築物、すなわち工場や倉庫、プラントなどで標準的に採用されている屋根形状です。
陸屋根には、大きく分けて「屋上防水タイプ」と、ごく緩やかな勾配をつけた「金属屋根タイプ」の2種類が存在します。
前者は屋上を歩行したり設備を置いたりすることが前提の仕様で、後者は主に雨水の排水性を少しでも高める目的で採用されます。
本稿では、特に多くの工場で見られる「屋上防水タイプ」を中心に話を進めていきます。
なぜ工場・倉庫は陸屋根なのか?事業運営を支える4つのメリット
多くの工場や倉庫が陸屋根を採用するのには、事業運営上、非常に合理的で明確な理由があります。
メリット1 屋上スペースを最大限に有効活用できる

陸屋根がもたらす最大の恩恵は、屋根の上を広大な「土地」として有効活用できる点にあります。
例えば、生産設備に不可欠な大型の空調室外機やキュークル(高圧受電設備)、冷却塔(クーリングタワー)などを設置するスペースとして最適です。
これにより、貴重な地上スペースを生産エリアや荷捌きスペースとして確保でき、敷地全体の利用効率が格段に向上します。
さらに近年では、企業の環境貢献やCSR活動、そして電気代削減の一環として、屋上に大規模な太陽光発電システムを設置するケースが急増しており、陸屋根はその絶好のプラットフォームとなります。
メリット2 メンテナンスが比較的容易でコストを抑制できる
屋根面が平らであるため、点検や補修作業を安全かつ効率的に行うことができます。
急な傾斜のある屋根では、作業のために大掛かりで複雑な足場を組む必要があり、その費用だけでも相当な額になります。
しかし陸屋根の場合、多くは足場が不要か、あるいは簡易的なもので済むため、メンテナンスにかかる直接的なコストを大幅に削減できる可能性があります。
この点は、計画的な維持管理を長期的に行っていく上で大きなアドバンテージとなります。
メリット3 強風による被害リスクが低い
広島・岡山エリアも、台風の進路によっては大きな影響を受けます。
傾斜のある屋根は、下から吹き上げる風の力を受けやすく、屋根材が飛ばされたり、最悪の場合は屋根全体が破損したりする危険性があります。
その点、陸屋根は風を受ける面が少なく、構造的に安定しているため、耐風性に優れています。
事業の継続性を考えた場合、自然災害に対する強さは見過ごせない重要な要素です。
メリット4 設計の自由度が高く、増改築にも対応しやすい
シンプルな構造であるため、建物の設計自由度が高いのも特徴です。
将来的に工場を増築したり、設備を追加したりする際にも、傾斜屋根に比べてプランニングがしやすいというメリットがあります。
【要注意】陸屋根が抱える見過ごせないデメリット

これほど多くのメリットがある陸屋根ですが、その平らな形状は、同時に致命的な弱点も内包しています。
このデメリットを正しく理解し、対策を講じなければ、後に甚大な被害を被ることになりかねません。
デメリット1 雨漏りのリスクが非常に高い
陸屋根最大の弱点、それは「水はけの悪さ」です。
傾斜屋根であれば雨水は重力に従って速やかに流れ落ちますが、陸屋根は構造上、どうしても雨水が長時間滞留しやすくなります。
屋上には排水のための「ドレン(排水口)」が設置されていますが、落ち葉や土埃、鳥の巣などで詰まりやすく、一度詰まると屋上がプールのような状態になってしまいます。
常に水にさらされる状態は、防水層の劣化を急激に加速させ、ほんのわずかなひび割れや継ぎ目の隙間からでも雨水は容赦なく建物内部へ浸入します。
雨漏りは、製品や設備を濡らすだけでなく、カビの発生による健康被害、漏電による火災、そして建物の構造体である鉄骨の錆を誘発し、建物全体の強度を著しく低下させる原因となります。
デメリット2 夏場の最上階が過酷な暑さになる
屋根裏空間という空気層を持たない陸屋根は、夏場に太陽の直射日光を受けると、その熱がダイレクトに天井スラブを熱し、最上階の室内温度を著しく上昇させます。
工場内の室温上昇は、そこで働く従業員の熱中症リスクを高め、労働安全衛生上の大きな問題となります。
また、製品によっては厳密な温度管理が必要な場合もあり、品質低下の原因にもなり得ます。
結果として、空調設備をフル稼働させることになり、夏場の電気代が大幅に増加するという経営的なデメリットにも繋がります。
陸屋根の生命線!雨漏りを防ぐ防水工事とメンテナンス

陸屋根の最大の弱点である雨漏りを防ぐためには、建物の「防水層」を健全な状態に保つことが絶対条件です。
防水層は、紫外線や風雨、温度変化に常にさらされることで、時間とともに確実に劣化していきます。
ひび割れや膨れ、剥がれといった劣化のサインを見逃さず、適切な時期にメンテナンスを行うことが、建物の寿命を延ばし、事業を守ることに直結します。
工場・倉庫の陸屋根で採用される主な防水工事
防水工事には様々な工法があり、建物の状態や用途、予算に応じて最適なものを選択する必要があります。
ウレタン防水(塗膜防水)
液体状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねて、弾力性のあるゴム状の防水層を形成する工法です。
複雑な形状の屋上や、設備機器の架台周りなどにもシームレス(継ぎ目なく)に施工できるのが最大のメリットです。
ただし、職人の技術力によって品質が左右されやすい点や、紫外線による劣化を防ぐためにトップコートの定期的な塗り替え(5年~7年程度)が必要になる点が特徴です。

シート防水
塩化ビニル樹脂や合成ゴムでできたシートを、接着剤や機械的な固定具で下地に貼り付けていく工法です。
工場で生産された均一な品質のシートを使用するため、安定した防水性能が期待でき、比較的工期が短いのがメリットです。
一方で、シート同士のジョイント(継ぎ目)部分の処理が重要で、ここが劣化すると雨漏りの原因になりやすいという弱点があります。
また、複雑な形状の屋上には施工が難しい場合があります。

アスファルト防水
古くからある非常に信頼性の高い工法で、液状のアスファルトとアスファルトを含んだシート状のルーフィングを何層にも積層して、分厚い防水層を構築します。
水密性・耐久性に優れており、重要な施設などで採用されることが多いですが、重量があるため建物の構造を選ぶこと、また施工時に熱や煙、臭いが発生する工法がある点がデメリットとして挙げられます。
メンテナンス周期と費用相場の考え方

防水層の耐用年数は工法や材料によって異なりますが、一般的に10年~15年が一つの大規模なメンテナンス(防水層の改修)を検討する目安となります。
もちろん、その間も5年に一度程度の専門家による点検と、必要に応じた部分補修を行うことが理想です。
費用は、屋根の面積や劣化状況、選択する工法によって大きく変動します。
部分的な補修であれば数万円から可能ですが、既存の防水層を全て撤去してやり直すような大規模な改修工事となると、数百万円から、規模によっては一千万円を超える費用が必要になることもあります。
工場の陸屋根で後悔しないための5つの鉄則
最後に、私たち専門家が、お客様に「これだけは守ってほしい」と常々お伝えしている、陸屋根メンテナンスの鉄則を5つご紹介します。
1.【予防】専門業者による定期的なプロの目での点検

雨漏りという「症状」が出てからでは手遅れです。
人間の健康診断と同じで、建物も定期的な診断が不可欠です。
少なくとも5年に一度は信頼できる専門業者に依頼し、防水層の劣化状態、ドレン周りの状況、笠木(屋上の縁にある部材)のシーリングなどを詳細に点検してもらいましょう。
早期発見・早期対応が、結果的に最もコストを抑えることに繋がります。
2.【清掃】排水口(ドレン)は生命線!定期的な清掃を

前述の通り、ドレンの詰まりは陸屋根の雨漏りを引き起こす最大の原因の一つです。
特に工場の周辺に樹木が多い場合や、風で土埃が舞いやすい立地の場合は、年に数回の定期的な清掃を強く推奨します。
これは専門業者に依頼せずとも、自社の従業員の方で安全に配慮して実施することも可能です。
3.【環境改善】遮熱・断熱対策で職場環境改善と省エネを一挙両得
夏場の室温上昇というデメリットは、遮熱塗料を屋上に塗布することで劇的に改善できます。
太陽光を反射し、屋根表面の温度上昇を抑えることで、室内の温度上昇を抑制。
これにより、空調コストの削減と従業員の労働環境改善を同時に実現できます。
これはCO2排出量削減にも繋がり、企業の環境への取り組みとしても有効です。

4.【知識】助成金・補助金の活用で賢くコスト削減
遮熱塗装などの省エネに繋がる改修工事には、国や地方自治体から助成金や補助金が支給される場合があります。
こうした制度をうまく活用することで、初期投資を大幅に抑えることが可能です。
制度は年度によって内容が変わるため、経験豊富な専門業者に相談するのが得策です。

5.【最重要】信頼できる地域密着の業者を選ぶ
防水工事は、施工後のアフターフォローが非常に重要です。
何か問題があった時にすぐに対応してくれる、地元の事情に精通した地域密着の業者を選ぶことが、長期的な安心に繋がります。
「安かろう悪かろう」の業者を選んでしまい、数年で再び雨漏りが発生したというケースは後を絶ちません。
施工実績、保有資格、保証制度の有無、そして何よりも担当者の誠実な対応をしっかりと見極めましょう。

まとめ 広島・岡山の工場・倉庫の屋根は、地域を知り尽くしたイマガワペイントにお任せください

今回は、工場や倉庫の陸屋根が持つ特性と、そのメンテナンスの重要性について詳しく解説してきました。
陸屋根は、事業運営において多くのメリットをもたらす合理的な選択ですが、その反面、雨漏りという致命的なリスクと常に隣り合わせです。
そして、そのリスク管理を怠ることは、事業そのものを危険にさらすことに他なりません。
私たちイマガワペイントは、広島県・岡山県という地域に深く根を下ろし、地元の気候や建物の特性を熟知した専門家集団として、これまで数えきれないほどの工場・倉庫・プラントの屋根と向き合ってまいりました。
「最近、天井に雨染みのようなものを見つけた」
「屋上の防水シートが膨れている箇所がある」
「前回のメンテナンスから10年以上経っているが、どこに相談していいか分からない」
もし、少しでも思い当たる節がございましたら、どうかお一人で悩まず、私たちにご相談ください。
まずは、経験豊富な診断士が無料で現地調査にお伺いし、ドローンなども活用しながら屋根の状態を徹底的に診断。
写真付きの詳細な報告書を作成し、お客様の建にとって今何が必要なのかを分かりやすくご説明いたします。
もちろん、診断したからといって、しつこい営業は一切行いません。
お客様の大切な資産である工場・倉庫を守り、事業の継続と発展を支えること。
それが、地域に生きる私たちイマガワペイントの使命です。
お問い合わせを心よりお待ちしております。

イマガワペイントでは、
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