広島県福山市の 倉庫・⼯場・プラントの外壁塗装、屋根塗装、塗床、⾬漏り修理は
工場塗装のイマガワペイントにお任せください。
塗装専門店としての経験と知識を活かし、工場塗装のイマガワペイントが、
今回は「工場や倉庫における 波型スレート屋根に空いてしまった穴を補修する方法とは?」についてご紹介します。
工場や倉庫などに多く使われている波型のスレート屋根。
空いてしまった穴は、小さければ市販の補修材で塞ぐことができます。
しかしながら、穴が空くということは屋根の劣化が進んでいる可能性がありますので、
屋根の上には乗らず、作業できる箇所のみで補修しましょう。
波型スレートとは
まずは、波型スレートについてご説明します。
波型スレートは、屋根材として一般的に使用される波状のスレート状の建材です。
一般的に、セメントに繊維素材を混入して強化を行った波板状のものです。
波型スレートは、その波状の形状によって、雨水や雪を流すことができるため、屋根に使用されることが多く、特に工場、倉庫、農業施設などの大型施設に使用されることが一般的です。
波型スレートは、耐久性が高く、軽量で取り扱いやすいです。
また、多くの場合、安価であるため、コスト効率が高いとされています。
そして、耐用年数は25年以上と長く、他にも耐火性、遮音性に優れています。
波型スレートに穴が空く原因は?
では、なぜ波型スレートに穴が空くのでしょうか?大きな原因を3つご紹介します。
1. 塗膜の劣化
波型スレートの表面には、塗膜が施されています。
この塗膜は、紫外線や雨風から波型スレートを守る役割があります。
しかしながら、塗膜が剥がれたり、劣化したりすると、コケやカビが発生しやすくなります。
コケやカビは、波型スレート自体を劣化させ、穴が空く原因になります。
2. 留め具の緩みや錆移り
波型スレートを固定するために、留め具が使われています。
留め具が緩んだり、錆びたりすると、波型スレートがずれたり、飛ばされたりして、穴が空く原因になります。
3. 寒暖差による経年劣化
波型スレートは、気温の変化によって膨張と収縮を繰り返します。
これらの膨張と収縮が繰り返されると、波型スレート自体が劣化し、穴が空く原因になります。
屋根は直射日光だけではなく、台風や雪など直接当たるため、膨張と伸縮を繰り返し劣化していきます。
以上の3つが穴が空く理由の主な原因です。
スレート屋根は、経年劣化によって穴が空きやすくなります。
穴が空いた場合は、早めに補修することで、雨漏りなどのトラブルを防ぐことができます。
1. 必要な材料の準備をしましょう
屋根修理用の専用の補修セット、もしくは波型スレート屋根に適した修理材料を用意しましょう。
また、安全のために必要な道具(長靴、安全帯、作業手袋など)も準備しましょう。
◆準備するもの
ファイバーテープ
補修材(変性シリコンやシーリング材など)※
水
刷毛
はさみ
ホームセンターなどで購入することができます。
※補修材には、変性シリコンやシーリング材など、さまざまな種類があります。
穴のサイズや場所に合わせて、適切な種類の補修材を選びましょう。
2. 穴周りの清掃をしましょう
屋根の上に登るときは、足場や安全帯などを使って、安全に注意しましょう。
スレート屋根の空いてしまった穴の周囲をブラシやモップで清掃します。
汚れや小さな石くず、ホコリなどを取り除きます。
穴の周りに汚れやホコリが残っていると、補修材がしっかりと密着せず、雨漏りの原因になる可能性があります。
必ず補修する前に、穴の周りをきれいに掃除しましょう。
3. 穴の周りにファイバーテープを貼りましょう
ファイバーテープは、穴の周りにしっかりと貼りつけることが重要です。
テープを貼る前に、穴の周りのスレート屋根を少し削って、テープの接着面を広げましょう。
また、テープを貼るときは、隙間や空気が入らないように注意しましょう。
4. 補修材を使って補修しましょう。
使用する補修材料の指示に従って、屋根修理用の材料を穴に塗布します。
ファイバーテープを貼った上から、補修材をしっかりと塗りましょう。
補修材が少ない場合は、雨漏りの原因になる可能性があります。
また、補修材を塗るときは、穴の周りにしっかりと塗り広げましょう。
5. 補修材の乾燥
補修材を塗布した後、指定された時間だけ補修材が完全に乾燥するのを待ちます。
通常は数時間から数日かかる場合があります。
また、補修材が乾くまでは、雨に当てないよう注意しましょう。
雨が降ると、補修材が剥がれたり、雨漏りの原因になったりする可能性があります。
6. 仕上げ
補修材が完全に乾燥したら、周囲の見た目を整えます。
必要に応じて塗装や清掃を行い、補修箇所を他の部分と同じように仕上げます。
このように、部分的な補修も可能です。
しかしながら、部分的な補修だと、屋根の劣化から周辺の箇所でさらに穴が空く可能性があります。
穴の空いたスレート屋根には、劣化の恐れがありますので、絶対に屋根に上がることはしないでください。
また、自分で補修した場合、火災保険にある「風災補償」の対象外となる場合があります。
屋根専門業者に依頼することをオススメいたします。
工場塗装のイマガワペイントでは、波型スレートの穴の開いた付近を新しいスレートに交換することができます。
波型スレート部分交換 5,500円/枚~
波型スレート屋根に穴が開いた場合、修理だけでなく他の屋根材への変更も検討できます。
穴が大きかったり、他の箇所も劣化が進んでいる場合には、波型スレート屋根から他の屋根材への変更が必要なことがあります。
代替の屋根材としては、金属屋根材やシングル屋根材などがオススメです。
波型スレート屋根の補修にかかる費用
補修部分の広さや高さによって、落下防止対策に必要なものが大きく変わってきます。
金額に関しては状況によって異なります。業者へ相談し見積りを取りましょう。
なお、上記の方法は一般的な補修方法ですが、具体的な屋根の素材や状態によって異なる場合があります。
屋根の修理は安全性が重要なため、DIY修理よりも専門家に依頼することが推奨されます。
屋根修理の際は、専門家のアドバイスや補修業者のサービスを活用しましょう!
解体費用、廃材処理費用、新規材料費用、施工費用、消費税など
正確な見積もりを得るには、専門業者に連絡して現地調査を依頼することをオススメします。
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